北京のお茶屋さんAからいただいた2011年の白茶龙井(白茶龍井)です。
詳しくは聞いていませんが時期的に考えても明前茶だと思います。
白茶龙井(白茶龍井)は白叶一号(白葉一号)という安吉白茶を作る品種を使い
龍井茶の製法で作られた龍井茶です。
ここ5~6年で聞くようになった比較的新しいお茶で
大陸のお茶屋さんでは滅多に見かけない珍しい緑茶です。
(恐ろしいことに日本のお茶屋さんにはちらほらあります・・・日本って何でも買えるんですね;)
西湖龍井よりも明るい綺麗な茶葉です。
明るい黄緑から緑のグラデーション、所々に赤茶が差している感じです。
扁平で艶があります。
花の香りと深い日本茶に通じる青い香りがします。
予想よりも黄色がかった水色です。
透明感はかなり高め。
穀物っぽい香ばしい香りがします。
西湖龍井とは違う、何か西湖龍井と日本茶の中間みたいな香り。
味は苦味がしっかりありますが嫌な感じではなく爽やかな感じ。
甘みと合わさって、やっぱり日本茶っぽい龍井といった感じの味に。
アミノ酸の旨みもうっすらと感じます。
綺麗な薄いクリーム色の水色です。
香ばしい香りが前面に出ています。
味は非常に爽やか、すっきり系です。
結構日本人好みの緑茶な気がします。美味しいです。
葉底はクタクタに柔らかいです。
色は薄めで、綺麗な形を保っています。