4月 112011
 

北京のお茶屋さんDで購入した2010年の政和工夫です。
礼茶とついているのは商品名で
このお茶のメーカーでは皇帝への献上茶レベルのお茶という意味で使われていました。
祁門紅茶場などでは上から特贡、贡茶、礼茶、特茗、特级、一级・・・と
厳格にランクとして決められています。
ただし実際、町中では商品名として使用されることが多く
実際にそのレベルかというと微妙なところです。
ちなみにこの紅茶専門店では「礼茶」という名称ではなく
その名称を含むランク名称を使用しています。
日本へもちらほらと輸出されているようなある程度の規模のメーカーさんですし
特定されない方が良いかと思い、「礼茶」としています。

政和工夫は福建省政和県を原産とする紅茶です。
政和県というと白茶や花茶が有名です。
白茶と同じく政和大白茶種をメインに小葉種をブレンドして作られます。
現在は花茶や緑茶の生産が増え、この政和工夫の生産量が少なくなってきているそうです。
この紅茶もパナマ万博受賞茶です。(多いですね・・・)
坦洋工夫、白琳工夫と並んで闽红三大工夫茶(福建三大工夫紅茶)とされています。

金毫の多い茶葉です。
1つ1つの茶葉は自然に曲がっていて、綺麗に揉捻されていると思います。
大きさも揃っていて綺麗な茶葉です。


鑑定杯使用

割と暗めの褐色に近い透明感のある水色です。
香ばしい甘い香りがしています。花の香りも感じられます。
味の方も渋みは殆ど無く、若干、芳醇にする程度に感じられるのみで心地よいです。
甘みが厚く、雑味も感じず、茶水も柔らかい印象です。


蓋碗使用

オレンジ色の水色です。
甘みが強く引き立ち、柔らかい紅茶です。
美味しいですね。

殆ど芽の部分で構成されているのが分かります。
揉切も殆ど確認できません。揉捻の際に切れるかどうかという程度だと思います。
柔らかい茶殻で艶もあり、綺麗です。
実際、この紅茶専門店(メーカー直売)で購入した紅茶は残念な思いをすることが多かったのですが
この政和工夫については、礼茶レベルかどうかはさておき
ちょっと見直す位に良かったと思います。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)