北京のお茶屋さんAで購入した2011年の竹叶青(竹葉青)です。
3月20日頃に摘み取られた明前茶とのこと。
竹叶青(竹葉青)は四川省峨眉山を原産とする炒青緑茶で
なかでも海抜800~1200mの万年寺、清音阁(清音閣)、白龙洞(白龍洞)
黑水寺(黒水寺)一带が良質の竹葉青の産地といわれています。
1964年4月下旬に国務院副総理の陳毅の一行がこの地を訪れた際にこのお茶を飲み
まだ名前が無かったことから竹叶青(竹葉青)と命名したという謂れを持ちます。
一般的には清明節の3~5日前あたりから一芯一~二葉で摘み取り始めます。
茶葉の大きさが揃っているのが特徴とされているそうです。
最近、北京で流行っているとのこと。
確かに、北京のお茶市場でも至る所で「竹叶青」という文字を見かけました。
ここ数年の流行なんですかね・・・?
濃い緑の大きさの揃った茶葉です。
艶があるというよりも光っています。
白毫も多く含まれているのが分かります。
青い爽やかな香りがします。
薄い黄色の水色です。
青い草というか竹のような香りがします。
若干、豆の香りもあります。
適度に柔らかい苦味があって、非常に爽やかな味になっています。
後から甘さがしっかり出てきます。
苦味と甘みのバランスが良く、爽やかでキレの良い味になっています。
青くて甘くて爽やかといった感じ。
青っぽさが引き出されますね。
水出しで楽しんでも良さそうな気がします。
ふっくらした鮮やかな緑の葉底です。
1つ1つの葉(芯)がふくよかな感じでかなり好印象です。
柔らかく艶もあります。
[…] ご参考) 竹葉青(竹叶茶)については、http://timor-sparrow.net/teas/%E7%AB%B9%E5%8F%B6%E9%9D%92%EF%BC%88%E7%AB%B9%E8%91%89%E9%9D%92%EF%BC%89.html […]