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This article was written on 28 6月 2013, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 青茶 Oolong Tea.

老肉桂

老肉桂

茶農家さんEの老肉桂です。
2007年の岩茶肉桂を火入れしながら寝かせてきたものです。

しっかりとした火入れがされているため
比較的細かい茶葉になっています。
黒褐色の艶のある茶葉です。
甘い香りが感じられます。

老肉桂
鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

濃い褐色の水色です。
濃すぎて透明度がなさそうな感じですが、意外と透明。亮度もしっかりあります。
スパイシーさを感じる金木犀の香りと蜜蝋香。そして火の香り。
香りの持久性もしっかりあります。高さも充分。
重火ならではの酸味と柔らかい収斂味、綺麗な甘味があって美味しいです。
肉桂らしい味わいを残してあって、この火の強さはなかなか。
水仙ならともかく、火入れ技術が上手くないとなかなかこうはいきません。
回甘も非常に強く、飲み終えたあとの甘さの戻りが凄いです。
これは美味しい。

老肉桂
茶壷使用

褐色の水色です。
透明度、亮度共に高いです。
ほっこりした火の香りと優しい花香、微かなスパイシーさがとても良く出ています。
深みのある甘さとミネラル感、蜜蝋が感じられ、素直に美味しいと思える優しい味。
重火ですが柔らかく優しく仕上がっています。
煎持ちもかなり良く、翌日まで楽しめる位に続きます。
いいお茶ですね。

老肉桂

重火らしいしっかりとした葉底です。
火入れを繰り返しているので砕けがあるのと、葉の形には戻りませんが
肉厚で弾力がある葉底になっています。
火入れの割には柔らかく、この茶師さん、上手いなぁとしみじみ思います。

この老肉桂は自宅用にと分けていただいたもので、実はそれほど高価なものではありません。
(といっても日本の大手中国茶屋さんのものより高いかもですが、正岩なので・・・)
最上質の岩茶の持つ美味しさはありませんが、なかなかどうして美味しいです。
普段飲みには満点といったお茶です。

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