8月 152014
 

2011年の英徳紅茶です。
とある方からサンプルとしていただいたものです。
品種は英紅9号とのこと。

細やかなマットな艶のある鳥黒(黒褐色)の外観です。
金毫が多く確認できます。
茶葉の大きさは英紅9号にしては気持ち小さめ。
若干砕けがあるのは、どちらかというと保管や輸送の結果な感じです。
概ね均一、異物混入などは確認できません。

サンプルのみなので鑑定杯は使用していません。

褐色の透明度の高い水色です。
透明度、亮度は非常に高く出ています。
香りは微かな花果香。これは時間が経過して香りが失われてしまったかも。
(後にご依頼いただいた方にお伺いしたところ、最初からのようです)
味わいは甘味、独特の滋味がしっかり感じられます。
微かな収斂味がありますが普通にしていれば分からない程度。
しっかりと分厚い旨みで紅茶らしい美味しさがあります。
秀逸な紅茶だと思います。
雑味は殆ど感じません。

煎を進めていくと少し香りが復活するような。
味わいの分厚さはしっかりと残っています。

褐色の弾力のある葉底です。
肉厚でしっかりしているのが印象的です。
揉捻がかなりしっかりしていて、これはこの茶業さんの特徴かも。
葉の形が綺麗に残っているのも印象的です。
しっかりと基本に忠実な茶葉といった感じ。

少し古い感じの作り方をしているような印象があります。
が、逆に基本に忠実で真面目に作られているのが伝わってくるような。
残念ながら現在の指標では最高級とか最上質ではないと思いますが
本来の英徳紅茶はこうだったのかもと思わせてくれるようなお茶です。
この茶葉は英紅9号を作出した機関が作ったものとのこと。
大変勉強になりました。どうもありがとうございます。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 1:21 AM

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