メーカーさんEの蒙顶黄芽(蒙頂黄芽)です。
蒙頂山主峰の標高1200m付近の茶葉を使用しています。
摘み取りは2014年3月26日、在来種の茶葉を使用しています。
艶のある黄褐色の茶葉に白毫が名残雪のように残っています。
見事に芯のみで構成されていて、多きさも均一。
砕けもありません。
今年は去年に比べると悶黄が軽いような色合いです。
作り手さんにきいてみたところ、悶黄の塩梅はその年によって違うとのこと。
今年の茶葉にはこの位がベストなんだそうで。
薄いクリーム色の水色です。
透明度も亮度も非常に高いです。
香ばしさと優しい花香が感じられます。
味わいは爽やかな甘味、微かな苦味、独特の強い旨みがあります。
バランスが良く、ミネラル感もしっかりあるために味が奥深いです。
金色の非常に透明度の高い美しい水色です。
艶やかで亮度も非常に高く出ています。
香ばしさと柔らかい花香が非常に優しく出ています。
しっかりとした甘さとミネラル感がバランスよく分厚く感じられます。
しみじみと美味しい。(^^
美しい翡翠色の芯で揃った茶葉です。
ふっくらと肥えた芽のみで構成されていて、柔らかく弾力が非常に強くあります。
フカフカといった感じ。
大きさも均一、砕けも殆どありません。
実に綺麗と思わせる葉底です。
蒙頂黄芽は一時は生産者が少なくなってしまったお茶ですが
この作り手さんは蒙頂山の昔ながらの茶師としてずっと変わらず作り続けていたそうです。
(メーカーさんといっても、かなり小規模)
昨今の蒙頂黄芽、生産量は増えつつありますが、質も味わいも千差万別状態。
そんな中、とても美味しい蒙頂黄芽を作っている1人だと思います。
常に製茶技術を見直しているような勤勉な茶師さんなので
そういった努力が表れているように思います。(^^