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This article was written on 18 1月 2012, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 青茶 Oolong Tea.

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貢品 武夷肉桂

貢品 武夷肉桂

メーカーさんIから購入した岩茶の2011年の武夷肉桂です
肉桂の中でも最も品質が高いとのことで貢品と付いています。
確かにお値段も四大名欉でもないのに・・・という感じなのですが
現地で試飲して、これは!と思う、納得のお値段でした。
しっかり惚れ込んだ上での入手です。

気持ち小さめの大きさで揃った茶葉です。
しっとりとした艶が全体にあり、まるで光っているかのような感じです。
凄く綺麗。
火入れは最近の流行の軽めではなく、しっかりした中火。
全体的に濃い褐色の茶葉です。
甘い香りがあり、何ともいい香りです。

貢品 武夷肉桂
茶壷使用

鑑定杯の使用はしません。

オレンジ色の水色です。透明度はなかなか良いです。
柔らかい適度な香ばしさと甘いスパイシーな花の香りが凄く良いです。
口に含むとプンっと香りが増幅します。
その感覚がまるで上質なラム酒、Trois Rivieresのような感じを受けます。
これは美味しいです。私が今まで頂いた肉桂の中でも1,2を争うレベル。

柔らかい茶水が印象的で、成分がたっぷり浸出しているような感じを受けます。
味は柔らかく深く甘い、まさに回甘。
旨みが非常に強くて、味が分厚く繊細かつ大胆で官能的。
飲み終わった後もずっと香りと甘み、旨みを感じ続けていることができます。
凄い。

このお茶も実に煎が長く続きました。
足掛け2日、10煎以上。
失速する感じはなく、旨みがずっと抽出されているような感じで続きました。
CPは優秀ですね。問題は初期投資・・・(^^;

貢品 武夷肉桂

やっぱりとても綺麗な葉底でした。
肉厚でグラマラスな茶葉で、適度に柔らかいです。
葉の1枚1枚が大事に製茶されたのが分かります。
職人さんのお仕事を感じます。
葉の砕けも非常に少なく、とても見ていて楽しい葉底です。

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