北京の行きつけのお店で購入した郑杰の潘壶です。
作者の郑杰という方は作品写真集なども出ていたりする
まだ若いけれども有名な作家さんです。
師匠は有名な高級美術工芸師の徐安碧で
彼の作品は故宫博物院に収蔵されていることでも知られています。
まだ若い作家さんなので手が出せるお値段でした。
とはいえ、毎度のことながら儲けなしで譲っていただいています。
老板、すみません・・・
日本人はあまり好まない感じに本体に柄が掘りこまれています。
実際、最初は老板が
日本人はこういうの好きじゃないでしょ?でも良いものなんだけど・・・
と言って出してくれました。
確かに柄物(というのか?)は好きじゃないのですが
非常に繊細な図柄に惹かれてしまいました。綺麗なんです。
しかも意外なことに非常に使いやすいのもこの茶壷でした。
握りやすく、力が逃げず、絶妙な使い心地の良さ。
持っている茶壷の中でダントツの使いやすさです。
主に台湾青茶の凍頂烏龍や高山茶に使っています。