3月 122014
 

野生茶

安徽省泾县(涇県)の茶業さんの野生茶です。
先日訪問した際に1回分のみいただきました。

どうもここ数年、中国では野生茶ブームが起きていて
流通する殆どの野生茶はすでに「野生」ではないような状態になっています。(^^;
実際、市場などでも「野生茶」の文字を良く見かけるようになっているのですが
本当に野生茶樹から作られていたら流通するほど製造できるはずもないんですよね。
私の友人のお母様が作る野生茶も春先に何日も頑張って山の中を歩いて
ようやく数キロ、しかも1日やっと500gという状態ですし
茶業さんの友人が自家用に作っている野生茶もやっぱり10キロにもなりません。
市場に溢れるほど野生茶があるとは、どう考えても無理があります。

殆どは野生茶ではないか、良くても元野生茶樹から作られたお茶ということになります。
よほどたちの悪い業者ではないかぎり農薬は使用していないと思いますが
(安価なのは可能性高そうですけど)
肥料を与えたりしている時点でもう野生じゃないですよね・・・
工場で製茶される野生茶って変ですよ。(笑

で、この野生茶。そういった類のものだと思います。
実際に茶樹を見た訳でも、工場を見た訳でもありませんが
野生茶で茶業が成り立つなんて、もう既に野生茶樹じゃないじゃんって感じです。
どんだけ収穫量があるんですか?と突っ込みたくなるような。
まぁ野生茶という名前のお茶だと思うことにしますけど。(笑

深緑を基調に黄褐色が混じった茶葉の色合いです。
細く縒られていて真っ直ぐな形状になっています。
全体的に白毫があるのが分かります。
大きさはほぼ均一、いただいた中には砕けなどはありません。

1回分のみなので鑑定杯は使用していません。

野生茶
蓋碗使用

薄い金色の透明な水色です。
透明度と亮度は素晴らしく高いです。
香りは控えめ。豆香と甘い花香があります。
それと金属っぽい香りも一瞬感じられました。
粘性のある茶水で味わいは甘味が強く出ています。
旨みもしっかりありますが、さっぱり系、厚みはそれほどありません。

2煎目になると綺麗な蘭香が感じられます。ただし控えめ。
さっぱりとした味わいに変わってきます。
あまり煎持ちは良いとは言えず
普通かちょっと思ったほどでもないかなという感じ。

野生茶

柔らかい繊細さを感じる葉底です。
一芯二葉で摘み取られているようです。
柔らかく肉厚、弾力もしっかりあります。
嫩度も高く、大きさもほぼ均一。綺麗に製茶されています。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 12:54 AM

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