四川省雅安で購入した金叶巴扎 藏茶です。
蒙頂山の麓にある中堅メーカー、西藏朗赛茶厂の製品です。
2010年7月25日製造とあります。
このような大きな箱に入っています。
色々な形状や量の商品がありましたが、一番お手頃な量だったのがこのパッケージです。
中にはタバコの箱を少し小さくしたような箱が4つ入っています。
お土産用というか贈答用なのかパッケージは結構豪華です。
過剰包装気味ではありますが・・・
その4つの箱の中にはこのような感じで
1回分ずつのタブレットが2つ入っています。
箱が大きすぎですね。(^^;
金額に対する量から考えるとCP悪いですねぇ。
康砖か金尖かの表示はありません。
茶葉の感じから金尖のような感じはしますが・・・
緊圧はこのレベルの蔵茶らしく強いです。
鑑定杯には3gで統一したいので、一部を削って3gにしました。
濃い褐色の水色です。
水色は濃いですが透明度はしっかりあります。
香りは漢方薬のような癖をもった、清涼感のある墨汁に似ています。
嫌な香りではないのですが好みが分かれそうな感じ。
爽やかなさっぱりとした甘味があり、全体的にさらっとした印象。
方向としては悪くないのですが、旨味が乏しい印象があります。
オレンジ色の透明な水色です。
かなりさっぱり。
漢方薬っぽい癖があり、好きな人には好さそうですが好みが分かれそうな感じです。
杯底香には蔵茶特有の甘い香りがでていますが持続性は低いです。
ラストノートに墨汁っぽい香りが出てきます。
柔らかい葉底です。
芯の部分が多く、成長している葉が少ないことからも金尖だと思います。
全体的に小さ目の葉を使用しているようです。