日本で購入した緑檀の茶盤です。
普段はこれを使用しています。
浙江省の茶道具メーカー、浙江汉唐茶文化有限公司のもので
中国国内はもちろん、日本国内で流通している中国茶の茶道具関係では
このメーカーのものが結構多いのではないかと思います。
一番良く見かけているような。
実際、作りもちゃんとしています。
緑檀というのは中米産のハマビシ科の常緑高木である
リグナムバイタ(Guaiacum Officinale)という木のことを指すそうです。
世界の木材の中で最も重くて硬く、熱によって樹脂がにじみ出る性質があることから
船舶のスクリューのベアリングに使われている木材とか。凄いですね。
また、香りが良く、別名を癒瘡木といい、梅毒の治療薬にも用いられていたそうです。
万病に効くと言われていたことから、生命の木とも呼ばれているそうです。
空気に触れるとどんどん緑色に変化していきます。
この写真は購入直後に撮影したものなので黄色っぽいですが
今はかなり緑がかった色になっています。
緑檀の色は茶器を綺麗に見せてくれる気がするので愛用しています。(^^