国内の中国茶専門店Bでいただいた高山烏龍紅茶です。
雲南紅茶ということですが、烏龍とついているのは烏龍品種から作られているのでしょうか?
雲南省はお茶に関しては本当に色々な試みをするのでありえない話では無いのですが・・・
台湾の東方美人を連想させる茶葉です。
金毫から赤みがかった茶色、黒っぽい色まで5色とはいきませんが3色位。
葉も自然な縒りで大きさも様々。茎も含まれています。
香りもちょっと清涼感のある感じで東方美人みたいな感じです。
かなりさっぱりとした花の香りと膠の香りがあります。
透明度の高い薄い褐色の水色です。
さっぱりとした甘味と渋味、厚みのある旨味のバランスが絶妙です。
鳳慶と同じようなタイプですが
こちらの方がよりマニアックなバランスのように思います。
中国紅茶としてはかなり珍しく面白いですね。青茶のバランスに近いです。
金色の透明な水色です。
旨味が非常に分厚く感じられます。美味しいです。
が、紅茶というのとは少しちがうような・・・
どちらかというと黄観音や白鶏冠のような旨味があります。
烏龍系の茶樹を使っているのだと予想しますが、何とも不思議な美味しいお茶です。
紅茶ほど発酵は進んでいないけど、東方美人レベルまでは発酵が進んでいるのかなと思います。
煎持ちは若干弱め。とはいえ、紅茶であれば十分な感じです。
しっかりとした葉底ですが柔らかいです。
芯もあれば茎もあったり、小さい葉もあれば、しっかりとした葉もあります。
個人的にはかなり好きな感じのお茶ですが、紅茶としてよりも発酵の強い青茶といった感じで好きです。