6月 142014
 

メーカーさんIの2003年奇种(奇種)です。
奇種というのは在来種という意味で、武夷山にある在来種から作られた武夷岩茶です。
2003年の老茶になります。
とても貴重な岩茶ですが、飲ませていただいて驚くほど美味しかったので
自分用に譲っていただきました。(^^

褐色の緩い縒りです。
茶葉の大きさは小さめ。といっても老茶として育てている途中に
何度か火入れをする必要があるのですが、その際に少しずつ砕けていったと思われます。
とはいえ、火入れの程度は中火程度のような外観です。
このあたりは職人さんの腕とセンスですが、なかなか期待できそうな外観です。
甘い濃厚な香りが感じられます。
表面には細やかな艶が確認できます。

鑑定杯を使用するレベルでもないので茶壷で。


茶壷使用

褐色の透明な水色です。
透明度もそうですが亮度が高くてとても美しいです。
香りは深みのある甘い花香と微かな薬香。
とても複雑だけど綺麗にまとまった絶妙な香りがあります。
味わいは甘味は当然、ニッキのようなニュアンスもあったり
驚くほど複雑なミネラル感と、非常に分厚い味わいです。
回甘も非常に強く、しばらく余韻が続きます。
上質な老茶にしかない深みと奥行きが感じられます。凄い。

火の程度も丁度良い中火。
重すぎず軽すぎず絶妙です。
煎を進めていくと華やかな花香もあがってきて、まさに舌福。(^^

柔らかい葉底です。
老茶の場合、何度も火入れを行うために硬い葉底が多いのですが
全くそんなことを感じさせない柔らかさがあります。
艶やかで肉厚、この柔らかさと弾力は製茶技術の高さを実証しているような
凄さを感じさせる葉底でした。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 8:26 PM

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