5月 032014
 

メーカーさんEの2014年明前 蒙顶甘露(蒙頂甘露)です。
3月27日の摘み取りです。
蒙頂山主峰の標高1200m付近の茶畑のもので、今年は気温が低めだったことから
例年より1週間ほど遅い摘み取りになりました。

四川省蒙頂山のお茶というと、流通している殆どのお茶は3月上旬の摘み取りです。
同じ蒙頂山なのに何故こんなに違うのか?と思ってしまいがちですが
これは「山」といっても中国語では日本語で言うところの山を意味しているのではなく
山脈を意味しているといるので、蒙頂山主峰一帯で蒙頂山ということになるためです。
蒙頂山というのは実に広い地域を指していて、
実際に行くと平地にしか見えない場所でも蒙頂山のお茶として流通します。
ということで標高の低い場所の「蒙頂山」と標高の高い「蒙頂山」では随分気候も
摘み取り時期も異なります。

ベースは深緑、白毫が非常に多く白と深緑のマーブル状態になっています。
嫩度も高く、甘い爽やかな香りがあります。
大きさは均一、砕けも確認できません。


鑑定杯使用

非常に高い栗香と花香です。
とても綺麗に出ています。持久性もあります。
亮度の高い薄クリーム色の水色で、表面には白毫がびっしり浮いています。
しっかりとした落ち着きのある甘さ、微かな渋味と滋味があり
複雑な旨みを形成しています。この奥行きにはちょっと驚くほど。
出来たてに中国で試飲したよりも予想を超えて遥かに良くなっています。


蓋碗使用

薄い金色の水色で亮度が非常に高いです。
白毫が非常に細かく、茶漉しを通り過ぎてしまい、透明度はいま一つ。
優しい栗香と花香が心地よく出ています。
綺麗で深みのある甘味、複雑なミネラル感が驚くほどに良く出ています。
しみじみ美味しいと思うような、そんな印象のお茶で
粘性を感じるようなとろっとした茶水は回甘もしっかりあります。
余韻が非常に長く続きます。

煎持ちも良く、緑茶にしては驚くほどに続きました。
私の淹れ方で7煎は余裕な感じ。いいですね。(^^

非常に柔らかい葉底です。
弾力もしっかりあり、大きさもきれいに揃っています。
肉厚で肥えた芽で構成されていて、食べてみてもとても柔らかくて美味しい。
いい葉底ですね。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 2:11 PM

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)