C老師から譲っていただいた2014年の班盆 早春茶です。
班盆古树沱茶でも触れていますが、今年は毛茶の凄まじい値上がりであきらめていたもの。
C老師も春の時点では手を出すべきじゃないということで見送っていたのですが
先日お会いした際に、こちらも取っておいたよということで
譲っていただきました。
うーん、老師までの入手経路が謎です。(^^;
褐色を基調に白毫が美しい茶葉です。
早春茶ながらも古樹だけに、しっかりとした茶葉の大きさです。
白毫の様子からも嫩度は高そうな感じです。
薄い金色の透明な水色です。
亮度もしっかりあります。
香りは甘い花香、それと熟成が始まってきているようで軽い陳香。
味わいはフレッシュさはそれほどでもなくなってきているものの
その片鱗をしっかり残した、蜜のような甘さがあります。
ミネラル感もしっかり。これはやっぱり美味しいですね。(^^
3煎目位から緊圧が崩れて味わいがしっかりしてきます。
とはいえ、柔らかい味わいで、丸い収斂味がまた心地よいです。
しっかりと蜜のような甘さと合わさって実に複雑。
やっぱりこのお茶はCPも良い上に美味しい。(^^
弾力のある美しい葉底です。
みちっとした密度の高そうな肉厚の茶葉ですが
硬くはなく、ちゃんと柔らかさも持っていて弾力がしっかりあります。
芽の部分が多く、嫩度も高いです。
砕けなども殆ど無く、大きさも均一。
とても丁寧に製茶されているのが伝わってきます。