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This article was written on 26 5月 2014, and is filled under Tibetan World, Travel, チベット自治区2013.

シガツェの市場

シガツェ

ホテルに荷物を置いた後は周囲の散策に。
目的地は近くにある自由市場。
ドンモ(バター茶を作る撹拌機)を探すのが目的です。(^^;

結果から言ってしまうとドンモの入手ができたのですが
鈴茶堂ブログアップしています)
実際、一家に1個はかならずあると言われるドンモの入手に
苦労するとは全く思っていなかったのですが
ラサでは全くというほど販売しているものは見当たらず
ガイドさんやドライバーさんの家族親戚一同で捜索してもらうことに。
いや、本当にすみません。ありがとうございます。

ここシガツェでも何とか見つからないかと市場へ向かったところ
蔵茶の販売をしている人にラッキーにも作っている人を教えていただきました。感謝!

ドンモ

写真は実際に入手したドンモです。(西安で撮影)
工房まで見せていただき、ありえないほど酷くぼったくられましたが(笑
ドンモが欲しいという気持ちがバレバレだし、足元みられてるわで
もうこれは工房見学代も込みだなということで素直に購入させていただきました。
一応値切ったのですが、あれは値切れたうちに入らないような・・・(^^;

シガツェ

無事にドンモを入手して、ようやく心に余裕ができたところで改めて市場見学。
もう結構夕方な時間だったので商品が少ないですが
何でもあり的な市場でかなり楽しかったです。

ちなみに食肉は解体もここでやっていたり、首も立派な商品なので
慣れていない人が知らずに行ったら驚くかもしれません・・・
ただし、ラサの街中の食肉屋さんも同じですけど。

シガツェ

どうやらシガツェではヤク肉よりも羊肉の方を好んで食べるようです。
で、道端で見つけた不思議なものがこちら。
(苦手な方、ごめんなさい。いや、でもそんなグロくないかと;)
これ、羊の干物でしょうか?

どうやって食べるのか結局分からなかったのですが
丸ごと羊を干物にできるのは、やっぱりあの乾燥度の高さ故でしょうか?
凄いなぁ。

シガツェ

街中はこんな感じ。
何となくかわいい雰囲気の建物が並んでいます。
警察が多いのはラサと同じですが・・・

乾燥が凄いのと風が強く、実際には砂埃が酷くて目を開けていられない位です。
標高が高い分、太陽が眩しいのも余計に。
サングラスよりゴーグルの方が良さそうな勢いです。

シガツェ

こちらはホテルの前にある道を渡った反対側にある大きな市場です。
何でも売っているような巨大な市場で、まるでかつての北京にあった東郊市場のような!
こういった市場、本当に楽しいです。(^^
しかし、話には聞いていましたがチベット人の商売上手は凄いですね。
漢民族相手に買い物するより厳しいです・・・
この旅で一番ボッタクリにあったのはチベットです。(^^;;;;

ここでは入手した巨大ドンモ(本当に大きくて日本へ持ち帰るのが大変でした;)を
運ぶための資材を探してウロウロしていたのですが
ドンモを持つ私たちが日本人だと知った地元の人々に大受けでした。(笑

ちょっと気になったのはチベット人の若い子が漢語で
「あれ何?」と周囲の大人に私たちが持っているドンモを指さして聞いていたこと。
若い子のなかにはチベット語を話せない人が増えているそうです。
そしてドンモを知らないという世代なんですね・・・
みたところ、高校生位でしたが。
ドンモも近い将来、姿を消してしまうものなのかもしれません。

シガツェ

大通りから少し横道にそれると、こんな静かな住宅地になります。
外国人である私たちが住宅地をウロウロするのはあまり良くないとは思いますが
とても素敵で綺麗な空間だったので、少しの間お邪魔させていただきました。

シガツェではすれ違う人、目があった人、ドンモを何で担いでいるのか聞いてきた人
みんなが笑顔で素敵だなと思う場所でした。
ラサでも感動しましたが、地元密着型が好きな私としてはシガツェの方が居心地よく
足を伸ばしてここまで来て良かったなぁと改めて思いました。
また行くことがあったらシガツェでゆっくりしてみたいです。(^^

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