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This article was written on 18 4月 2014, and is filled under Travel, チベット自治区2013.

ラサへ

ラサ行き中国国際航空

中国国際航空でラサへ。

オフシーズンということもあってか機内はチベット人の人たちと
他はほとんど人民軍の軍人さんたちという構成でした。
軍人さんたちの殆どはかなり若い人たちで、チベット勤務は過酷な環境なので
若者じゃないと難しいのかなぁなんて思ったり・・・

お粥の機内食をいただき、窓の外の素晴らしい山々を眺めながら
2時間ちょっとのフライトです。
何となく成都からは近い気がしていたのですが、2時間って結構な距離ですよね・・・
ラサ、遠い。(^^;

そうこうしているうちに何だか息苦しい状態に・・・空気薄い?
飛行機の機体に穴が開いているのではなかろうかと思うほどに空気が薄くて頭痛がします。
ラサに到着した際に高地順応しやすいように機内の酸素調整をしていたらしいのですが
この時はそんなことは思いつかず、落ちるんじゃないだろうかと内心心配でした。(笑

拉萨贡嘎机场

ともあれ無事にラサ・クンガ空港、ゴンカル空港へ到着。
標高3500m以上の空港は寒くて空気が薄いです。
飛行機から降りて少し歩くだけでぜ~は~。
スーツケースを移動するにもぜ~は~・・・酸素足りません。

ちなみに空港のバゲージ・クレームはかなりいい加減です。
自分の飛行機のターンテーブルが表示されていません。
一体どこで荷物を受け取ればいいのか?とウロウロするも分からず
気が付いたら見覚えのある荷物が出てきたので無事に受け取れましたが
ターンテーブルに表示されていた便名は全く違う飛行機のものになっていましたよ・・・

この時に同じように困っていた(怒っていた?)漢民族のおじさん。
話しかけられたので、ごめんなさい、日本人だから中国語良く分からないと答えたら
なんと流暢な日本語でお話してくれました。
何でも仕事で日本人と接する機会が多いんだとのこと。
チベットでも気をつけて旅行しなさいね!と暖かい言葉をかけてくださいました。(^^

拉萨贡嘎机场

外に出ると眩しいほどの空の青さ。
宇宙に近い場所だけあって、この空の青さが本当に素敵でした。
ずっとこの青を見たかったんですよね。(^^

空港へは日本語ガイドさんが迎えに来ていました。
というのも、現在チベット自治区は外国人の自由な旅行が禁止されている状態で
事前に旅行会社を通して全ての日程とガイド、車の手配を行わないと
パーミット(入境許可証)が発行されません。
ということで私たちは日本語が使えるというチベット人のガイドさんをお願いしました。
ドライバーさんはシガツェの出身の方で日本語は全く無理、中国語はOKという方です。

ゴンカル県 གོང་དཀར་

高速道路でラサ市内まで移動です。
見事な荒野とも言えそうな、でも美しい景色を眺めながら
車内でチベットについて色々説明をしていただきました。

チベット人は差別されていてパスポートの発給がされないということや
外国人は自由に動き回れないということ。
漢民族の移住がとても増えているということや警察が非常に多いとか・・・
ガイドさん、かなり日本語上手いです。

ゴンカル県 གོང་དཀར་

日本語、どこで勉強されたんですか?と聞くと、「あっちで」という返事。
あっちってどこですか?と聞いた答えはインド。
日本には一度も来た事がなく、インドと青海省の日本語学校で学んだそうです。
凄いですね。
・・・でもパスポートの発給ができないのに何でインド?という疑問が。
何と歩いてインドまでいったそうです。(驚
帰りは国境でつかまって半年以上収監されていたとかも。凄いです・・・

ラサ駅

ラサ市内の手前でラサ駅に立ち寄り、帰りの鉄道の切符を受け取り。
車外に出ると本当に太陽がまぶしいです。

中国の鉄道駅はどこも警備が厳しいですが
ラサ駅の警備はまた厳重でした・・・
ともあれラサに到着。

チベット
チベット 2013/11
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3 Comments

  1. どーどー
    2014/04/20

    ラサかあ・・・・良いなあ。
    行きたいところのベスト3です。
    道中記、楽しみにしています。

  2. どーどー
    2014/04/20

    見てしまった、うおおおおポタラ宮だああああ。
    えええーん、羨ましいよおおおおお!!!!

  3. timor
    2014/04/21

    私も死ぬまでに一度は絶対に行きたい場所の1つでした。(^^

    本当に美しくて、なにより空の青さに感動します。
    体力的には辛いですが、また行きたいですね~

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