八廓、八角街、日本語だとバルコルと呼ばれる街です。
ラサへ巡礼に来た人が必ず訪れるという大昭寺(ཇོ་ཁང་)を取り巻く商店街で
その歴史の古さは1300年にもなるそうです。
夕食後にそのバルコルを散策。
夜でも街灯が明るい日本にくらべると、ほぼ闇という位に暗いです。(^^;
それでも商店街というだけでなく、旧市街地として
チベット人が多く暮らしている街でもあるので、人の活動が結構あります。
暗闇の中、たくさんの生活の音が聞こえてきます。
お土産屋さんのようなお店は殆ど大昭寺を取り巻く道にしかありませんが
裏路地をこうして歩いてみると、生活に密着した商店がポツポツとあって
それもまた楽しいです。
麺やパンを売るお店や日用品を販売するお店、肉屋さん
なかにはお茶屋さんもあれば、バター茶に使うバター屋さんも。
夜で真っ暗ということもあるのですが、バルコルの裏路地はまるで迷路状態です。
慣れていないとどれも同じ建物に見える上に、道がかなり入り組んでいます。
この時も当然という位に道が分からなくなりました。(^^;
とはいえ、昨今のチベット事情を象徴するかのように交番はやけにあるので
道を教えてもらってホテルまで無事に戻ることができましたが
翌日からは学習してGoogleMapのお世話になりました。
こういったその土地の人が暮らしている街並みを歩くのが
観光地を見学するよりも好きなので、宿泊地をバルコルにしたのは
やっぱり良かったと思います。(^^