お腹いっぱい夕食をいただいた後は
そろそろ台北へ戻る新幹線の終電も近いかなという時間に。
凄い方が台中駅までの車を呼んでくださって
その車を待っているという時に
鳥魚子(カラスミ)好き?
と、いきなり。(^^;
12月のこの時期はちょうど鳥魚子を作る時期で
ここ台中でも鳥魚子作りが盛んに行われています。
しかも漁港近くですし。
ということで、迎えに来た車を待たせて近所の鳥魚子屋さんへ。
お店といっても製造元の事務所といった感じです。
一般販売するような店構えではありません・・・
そして、そろそろ帰ろうとしていた老板の車をバンバンと叩いて無理やり止めさせて
閉めたばかりのお店を開けさせていました。す、すみません・・・
申し訳ないなぁと思いながら出来立ての鳥魚子を見せていただくと
これがまた、かなりの良品。
透明感の有る鼈甲色といい、付け根の処理といい、パーフェクトな鳥魚子です。
一度も冷凍していない上質な魚を使って作っているのが
はっきり分かるような、素晴らしい品質のものでした。
台北の迪化街でも散々探しましたが、この品質って本当にないんですよね。
まさかこんなトコロでとびっくり。
ちなみに炙ったりしなくても、そのままで臭みもなく美味しい鳥魚子でした。
お値段もかなりお安くしていただき、がっちり買い込んできました。
帰国後に頂いたのですが、そうそうコレコレ状態に美味しくいただきました。
ちなみにここでも
何で日本人があの人と一緒に・・・?という質問攻撃は避けられず。
単なる弱小お茶屋がすみません状態でした。(^^;
半日の台中滞在でしたが、本当に色々良くしていただきました。
トンボ返りだからと連絡しなかった友人のみなさまもごめんなさい。
次回は台中だけで1週間とか滞在したいと思います。
この鳥魚子のお店は台中市梧棲區にある文化路二段と居仁街の交差点にあります。
丸の中に「林」という「まるはやし」のマークが目印です。
一般販売向けのお店ではありませんが、多分一般販売もしてくれると思います。
日本では卸売は一般には販売しないとかありますが、
中華圏はそういう制限はあまり聞いたことがないので。
価格は購入量やお得意さん度によって変わりますけど。