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This article was written on 13 9月 2014, and is filled under Taiwan, Travel, 台北2013.

天龍圖書-簡體字書籍專賣店

天龍圖書-簡體字書籍專賣店

大三元酒楼があまりにも美味しくて、体調が完全じゃないというのに
胃袋がパンパンになるまで食べ続けたおかげで(^^;
あまりの苦しさに暫く台北の街をブラブラ散歩。
そんな時に偶然発見した本屋さんです。

天龍圖書-簡體字書籍專賣店
台北市中正區重慶南路一段105號
02-2381-2033/02-2331-2666

台湾は繁体字を使っていますが、ここは簡体字の書籍専門店です。
要するに中国大陸で出版された書籍専門ということになります。
ここでご紹介するのは単に私が簡体字の方が好きだからとかそういう理由ではなく(笑
素晴らしいのはそのセレクト。
各分野それぞれ、しっかり秀逸なセレクトをした書籍が並んでいます。
ここの書店員さん、凄いと心から思いました。

中国大陸でも各分野の書籍が結構出版されています。
お茶関係の書籍だけでも、かなりの数に上ります。しかもマニアック。
例えば武夷岩茶大全という書籍は大判の書籍でありながらぺーじ数も凄まじく
なんと重さ3キロもあるという、岩茶だったらこれでOK的な感じです。
(まぁ簡単にそうは言えないんですが;)
茶経に至っては似たようなサイズで各解釈がずらっと揃っていたりと
見ると揃えたくなる書籍は決して少なくありません。
美術書も同様。中国の書画の書籍なども結構出版されています。

が、問題なのは流通なのか
書店員が本をセレクトして提案するという文化がまだ根付いていないのか
中国大陸で特定のマニアックな書籍を探すというのは結構大変です。
もちろん北京あたりには大型というよりも巨大書店といったものもあるのですが
広く浅くのセレクトになっていて、特定分野の書籍を探すのはちょっと困難。
例えばお茶書籍は馬連道の本を比較的揃えている小さなお茶屋さんが一番あったりしますし
それでも目的のものは大概見つからないので、人を伝って頼んでおくとか。
武夷岩茶大全は武夷山の懇意にしていただいている工場長にお願いして
1年がかりで探していただきました。

と、まぁ結構欲しいけど大変な中国大陸の書籍なのですが
ここの書店では各分野(どうも趣味、芸術が多いようです)に対して
かなり秀逸なセレクトをしていて、欲しい書籍が大量に並んでいるという・・・
しかも大陸で購入する3割増し位の価格なので
探しまわる労力と時間を考えたら、とても有難い価格設定です。
本当に良い書店を見つけました。(^^

この時は茶経の解説本と鉄観音大全という、およそ2キロ以上あるであろう大物を入手。
本は重くて持ち帰るのが大変なのですが、どちらもとても良い本なので
手が痛かろうが根性で持ち帰ります。
本当は紫砂の書籍など、もっと欲しいものもあったのですが
流石に持ち帰れないので諦めました・・・

今後、台北に行くときには必ず覗いてみようと思う本屋さんです。
特に美術書はお勧めです。簡体字とかそれほど関係ないですし。(^^

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