小金の町を過ぎると景色が一転。素晴らしい景色が見られました。
丹巴では河の向こうにやっと見えていた石碉楼もこんな近くに。
とても綺麗で可愛らしい建物に感動です。
この勇壮な景色。スケールが伝わるでしょうか?
崖の上にあるのは決して小さくはない家などの建物です。
目まぐるしく景色が変わっていきます。
本当に凄い。の一言。
何だか疲れていた身体も忘れてしまうほどに美しい景色を見ることができました。
相当に標高が高い地域に来ていますが、この日は高山病の兆候もなく快調。
前日の夜に高山病で倒れてしまったので
飲んでいた高山病予防薬を今までよりしっかり服用していたからかもしれません。
高山病予防にはダイアモックスという緑内障などの治療に使われる薬を服用しました。
今回は高山病予防が目的なので保険で購入することはできません。(治療じゃないし)
処方箋が必要な薬ですので、処方してくれる病院に行って処方してもらう必要があります。
日本旅行医学会事務局 高山病で死なないために
こちらにアセタゾラミド(ダイアモックス)の処方が可能な病院リストが紹介されています。
成都やこのあたりでも高山病の薬は販売しています。
1つは漢方の紅景天ともう1つは人民解放軍が開発したという薬。
(多分、高原安だと思います)
紅景天は多分ですけど気休め程度に考えておいた方がいいような。
人民解放軍が開発したという薬は効くらしいです。
ドライバーのSさんが念のために持っていたようですが
「飲む?俺は絶対に飲まないけど。」
と断言する位に怪しいまでに効くらしいです。(^^;
ということで日本で薬は用意しておいた方がいいと思います・・・
ただ、ダイアモックスも4分の1錠を半日毎に飲んでいたのですが
副作用なのか指先や足先が痺れるんです。ピリピリする感じ。
それが嫌で飲む量を減らしてしまっての高山病だったので反省しました。
ちなみに目的地について順応してからは服用しなくても大丈夫です。
たまに通過する小さな集落もすっかりチベット風の建物に。
比較的新しい建物が多いのは四川大地震の後に建てなおされたからとか?
このあたりも被害が大きかったと聞いているので・・・
古い(?)建物はこんな感じ。
随分と西の方に来たんだなと実感するようなノスタルジックな建物です。
太陽の光が標高の高さを表しているかのようにクリアです。
そろそろ裸眼だと眩しい感じ。
それでも目に見える色が綺麗で、出来る限りサングラスとかしたくない感じです。
そのままの色彩を楽しみたくなるほど鮮やか。
段々と馬や人に出会うことが増えてきて、ようやく日隆鎮へ到着しました。
小金からは2時間前後だったでしょうか?
四姑娘山観光の拠点ということもあって、ホテルなどもありますが
基本的には小さな町(村?)です。
町中にも馬が沢山います。たまに牛やヤクも。
数日滞在して思いましたが、馬や牛、ヤクと一緒に生活しているような場所です。
このあたりの標高は3200m。
空気が薄いということもありますが、空気が綺麗。
そして日隆鎮に入ると視界が開けてきて、美しい山々が顔を出してきます。
ようやく、1日半かけて日隆鎮に到着です。
はじめまして、旅行記拝見させて頂きました。
高山病・ダイアモックスについて、教えて頂けると嬉しいです。
来月ペルーへ行くのでダイアモックスを処方してもらおうと思ってます。
予防としては通常1/2錠を朝・晩服用の様ですが、利尿作用もあるとのことで、1/4錠づつ飲もうかな・と思ってます。
旅行記の中の【ダイアモックスも4分の1錠を半日毎に飲んでいたのですが
副作用なのか指先や足先が痺れるんです。ピリピリする感じ。
それが嫌で飲む量を減らしてしまっての高山病】とありますが、1/4錠を服用していたけど高山病になった・・ということでしょうか?
宜しくお願い致します
はじめまして。
旅行記、読んでいただいてありがとうございます。
ダイアモックスの件ですが、私自身は医師ではないので服用量を減らしたことによる高山病だったかどうか確実なことは分かりません。
また、その後に西チベットの標高がもっと高い地域(最高5500m)へ行った際にダイアモックスの服用はしていたものの、高山病には殆どならず、この時の高山病だと思っていたブラックアウトは実は高山病ではなく疲れによるものだったのではないかとチベットの方からも言われ、自分でもそうかもしれないと思っています。
逆にこの時に全く問題のなかった家人が西チベットでは入院寸前という位の高山病にかかりました。
ダイアモックスの服用量に関わらず体調なども関係していると思いますので、処方してもらう際に医師に良く相談して服用量を決めてください。
よろしくお願いします。
こんにちは。
早速のお返事ありがとうございました!体調なども関係してくるのですね。
処方してもらう際、医師に相談してみようと思います。
どうもありがとうございました☆