今回の訪台の目的の1つは暁芳窯訪問。
新北投の小高い丘の上に暁芳窯のギャラリーがあります。
暁芳窯
臺湾臺北市北投區中和街錫安巷105弄1號
02-2891-1141
(ギャラリー見学は事前予約が必要です)
ギャラリーでは蔡先生自ら対応していただき、
色々なお話をさせていただきました。
ありがとうございます。
中に並べられている作品は本当に素敵で、写真撮りたい・・・と思っていたのですが
流石にマナー違反だろうなぁと自粛。
多分、蔡先生にお願いすれば快く了承してくださったとは思うのですが。(^^;
世界各国から沢山の方がいらっしゃっていました。
そんな中、蔡先生を独り占め状態だったので周囲の目が厳しいような・・・
蔡先生は全くそんなことは気にしておられなかったようですが。(^^;
粉彩の茶器が本当に気に入ってしまい、購入したいとお願いしたのですが
ギャラリーに並ぶ殆どの作品は非売品。
販売すると並べるものがなくなってしまうから。
白磁の茶器など、一部は購入可能なものはあるのですが
やっぱりみなさん欲しいのは粉彩や青花とかそのあたり。
みなさん、熱心に販売してもらえないか交渉していました・・・
ウチは粉彩の蓋碗一式をオーダーしてきましたが、5年じゃ無理っぽいなぁと。
蔡先生と相談しながら粉彩の絵柄などを決めてオーダーをお願いして
それでも本当は手ぶらで帰りたくないなぁと並べられている作品を眺めていたら
特別に粉彩の茶壷を譲っていただけることに。
これも老師や台湾関係者のみなさまのおかげです・・・強力。
奥から茶器などを出していただき、選んでいる際
周囲のみなさまの目の厳しさがアップ。
視線が痛い・・・ひーすみません。とか思いつつ
いや、中華圏はコネが命と自分に言い聞かせて踏ん張りました。(笑
でも確かに中華圏はコネって本当に大事です。
コネというと聞こえが悪いですが、要するに仲間かどうかということ。
基本的には「他人」には厳しい対応をしたとしても
「仲間」や身内であれば、出来る限りのことをするというのが中華圏。
それが仲間や身内の先に繋がっている人も一緒で、人脈って本当に重要です。
お茶などでもこれがないと本当に良いものは出してくれないので
そうなると一般的なバイヤーさんに混じって戦わないといけなくなる訳で
もっと産地にへばりついて頑張らないと・・・
台湾、中国では本当にありえないほどに恵まれていると思います。感謝。