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This article was written on 12 3月 2013, and is filled under Tibetan World, Travel, アバ・チベット族チャン族自治州2012.

汶川・卧龙

汶川・卧龙

美しい景色を堪能しながら下山。
車が雲海の中を通り抜けて、やっと視界が開けたと思ったら、この悪路。
それでも、この写真の状態はまだ良い方で
来た時の悪路とは比べ物にならないほどの悪路が続いていました。
これは外国人通行禁止どころか、全面通行禁止にすべきでは?(^^;

汶川・卧龙

このあたりは四川大地震で大きな被害を受けた地域で
中でも卧龙(臥龍)はパンダの繁殖センターがあったことで有名だと思います。
途中、再建中のセンターの横を通りましたが、大分進んでいるようでした。

汶川・卧龙

全面的に工事中なのですが、工事している側から崩れているような状態です。
写真で分かりますでしょうか?
川側に元々あった道の跡があります。
地震で崩れてしまった上に落石も多く、動かせないのですね。
(中には一軒家位の大きさの岩もゴロゴロ)
それでその横に新しい道を作ろうとしているようなのですが、この有様です。

汶川・卧龙

これも元々あった隧道が崩れてしまったので、
その脇を縫うように道を作っています。
工事の機材も全くもって原始的なもので、
まともな重機がないために瓦礫を撤去することすらできていません。
もちろん、崩れやすい山肌の補強もできず
新しい道を作っては崩れている状態なのだと思います。
wikipediaの汶川県の項目には「幹線道路の再建は完了している」とありますが
全然再建されていないですよ・・・
これって再建されたと言えるのかな?と。

日本もODAだの何だのでお金を渡しているだけではなくて
ODAとして日本の企業が修復工事を請け負って自ら行うとかできないのでしょうか?
この道は汶川県より先の地域の人々のライフラインでもある道路です。
とても考えさせられました。

途中、通りかかる民家は建てなおされたばかりの新築か
今も立て直し途中のものばかりでした。
どちらかというと立て直し途中の方が多かったのですが、
四川大地震は2008年ですよね・・・もう何年もたっているのに。
中には仮設住宅と思われるボロボロのプレハブもありました。
流石にカメラを向ける気にはなれませんでしたが、多くの方が今も暮らしているようです。
かなり劣悪な環境のようで、山肌から流れ出てきている水が川のように流れている上に
そのまま建てられていました。

外国人通行禁止というのは、危険だからということもあると思いますが
こうした現状を見せたくないという政府の意向もあるのだと思います。
幸い、検問もなく(検問できるような状況じゃないと思いますが)無事に通過しましたが
(ドライバーのSさんに感謝)
心が痛くなるような道でした。
日本も東日本大地震でまだまだ大変な地域があると思いますが
同じ地震の多い国同士、もう少し何とかできないのかなと思わされます。
あと、中国政府もアフリカとかやってる場合じゃないんじゃないかなぁ。本当。

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