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This article was written on 03 6月 2014, and is filled under Tibetan World, Travel, チベット自治区2013.

浪卡子鎮(ナンカルツェ)

浪卡子鎮

卡若拉冰川(カローラ氷河)を出てラサ方向へ。
氷河を過ぎてからはキラキラと光る雪山と荒野を眺めながら進みます。
お昼も遅い時間になったころ、浪卡子鎮(ナンカルツェ)という集落に到着。
ここでお昼ごはんをいただくことに。

当然ではありますが、チベット文化圏どまんなかですので
浪卡子というのは当て字です。
このまま読むとランカーズーという感じになると思うのですが
何だか日本語表記はナンカルツェが大多数の様子・・・
チベット語はསྣ་དཀར་རྩེ་རྫོངなんだそうですが、読めません。(^^;
一番近いのはどっちなんでしょうね?

変わらず砂嵐状態の砂ぼこりが凄く、特に浪卡子は酷かったです。
食事をするお店も中も砂でジャリジャリ状態。
ヤクもさすがに辛かったのか、お店の前に自主避難していました。
まだ子供のヤクですね。かわいい。(^^
近寄っても全く動じていませんでした。

浪卡子鎮

ガイドさんに連れられて入ったお店の中は明るいチベット風。
このお店と事前に決めていたようです。
外国人慣れしているお店のようで、英語メニュもちゃんとありました。
衛生状態も良い方で(チベットレベルで)綺麗です。
ガイドさん、結構気をつかってくれていたんだと思います。

おそらく、こういった一部の外国人観光客向けのお店以外は
結構ディープな衛生状態というか、価値観を持った世界が展開されたりしそうです。
このお店のトイレでも慣れていない人には苦行系だと思いますが
チベットまでわざわざ来ようという人なら我慢できるレベルなんじゃないかなと。
ドアもあるし。(鍵はこわれてたけど;)

浪卡子鎮

外国人向けでもあるせいか、乳成分の入っていないお茶の用意がありました。
多分、リプトンのイエローラベル。
これはハニージンジャーティーという名前でしたが、
このレモンの輪切りのような物体は生姜の輪切りがゴツゴツ入っています。
そして、液体がドロッドロになる位に砂糖が入っています。(笑

普段であれば喉が焼けるように甘くて飲めたものじゃないと思いますが
11月のこの時はもうかなり寒くて、その上、湿度0%かという位に乾燥、
標高も高くて酸素も少ないせいで、息をしているだけでも体力消耗するという状態なので
いや、美味しく飲めてしまうんですねぇ。
乳成分が無い分、砂糖を添加して補充したという感じでしょうか?(^^;

浪卡子鎮

お昼ごはんはヤクカレー。
(あ、外で自主避難してた子ではありません・・・)
肉が予想以上に固いですが、味わいがしっかりあってなかなか美味しいです。
このカレーはチベット風ではなくてネパールカレー。
久しぶりのチベット料理以外ということもあって、美味しくいただきました。
(もう完全飽きてたんですね・・・チベット料理;)

1つだけ問題が。
外の砂嵐状態が凄くて、食べているそばからカレーがジャリジャリになります。
隙間から入ってくるんですね〜
なので、急いで食べないとちょっと面倒なことになります。(^^;

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