セラ寺を見学した後はホテルへ戻ってゆっくり。
大分高地順応したとはいえ、無理できないんですね・・・
ということでホテル周囲のバルコルを探検しながら、ゆっくりブラブラ歩いていました。
途中の肉屋さんのインパクトが強かったです。
(牛の首の写真です。苦手な方はご遠慮ください。写真はこちら。)
日本では綺麗にパックされた肉しか見る機会がありませんが
本来生き物をいただくというのはこういう事なんだよねと
ここチベットに限らず、中国の地方などで屠殺する場面に出会うといつも思います。
こうして食べ物を得ているということをもっと身近に感じるようになれば
食べ物を粗末にしたりしなくなるように思うんですけどね・・・
歩き疲れたころに見つけたのが、何だか小奇麗(でもないけど)なカフェ調のお店。
チベットには珍しい感じのお店です。
何となく文明に飢えていたような心持だったので、ここで一休み。
玛吉阿米西餐吧
西藏自治区拉萨市城关区八廓街东南角电信局对面(近八角楼)
0891-6328608
とてもフレンドリーなカフェで、居心地は結構良い感じです。
バター茶もあったりして、ちょっとしたチベット食も楽しめるし
創作(?)西洋料理がメインの食べやすい感じのお店でした。
といいつつ、私たちは飲み物しかオーダーしていませんが・・・(^^;
オーナーはチベット人の方ですが、お客さんは観光できた漢族の人たちが中心です。
たまたま隣の席にオーナーの弟さんがいらして、お話させていただいたのですが
日本が好きで桜を見に来日されたこともあるとか。
写真まで見せていただきました。(^^
しかし、話しているうちに分かってきたのは
このオーナーさん一族のみなさんはかなりのお金持ちなんですね~
どうやらこの近くにも経営しているお店が何件かあるようです。
チベットに行くと伝えた漢民族の友人たちの殆どに
ボッタくられないように気を付けてね!ととても心配されたのですが
実は「何で?漢民族のみなさんの方がそういうの多いんじゃない?」と失礼にも思っていた訳で
(すみません・・・)
正直にそのまま聞いたところ、チベット人はとても商売上手なんだから!との回答。
その時はふ~んなんて思って聞いていましたが、このお店で納得。
上手いですよ商売。
このお店でビンテージものだというお茶を勧められたのですが(お土産用)
自分へのお土産と思って、いや何となく何か引っかかるところはあったものの
何を思ったか購入しちゃったんですね。私。
帰国して改めて考えてみると・・・年代合わないじゃん。(^^;
ということで、久しぶりに見事に引っかかりました。
お茶自体は悪いものではないので、いいんですけど。(恥
このお店ではお茶を飲むだけが正解です。たぶん。
そうこうしているうちに日没が遅いラサでも日が暮れてきました。
月と星が見事に美しくて、見とれてしまう程。
都会のラサでもこんなに美しい夜空なんですね。
バルコルも明るく照明がついて綺麗でした。
夜になってもたくさんの人がコルラしています。