浪卡子鎮で食事と休憩をとったあとはラサ方向へ。
集落を出て少しするとまたもや絶景。羊卓雍錯(ヤムドク湖)です。
ヤムドク湖はチベット三大聖湖の1つとされる湖で標高は4441m
とても大きな湖で、琵琶湖とほぼ同じくらいなんだとか。
車はこのヤムドク湖に沿った道を走るのですが、ずっと美しい湖が続きます。
水の色が本当に美しいです。
かつてこの地を訪れた青木文教(大正元年に入蔵・僧侶)はこのヤムドク湖を見て
磨きたての瑠璃板と評したそうですが、まさにそんな感じです。
その頃と同じ碧さかどうかは分かりませんが、言葉がなくなるほどの美しさ。
太陽の光と風の強さと周囲の荒涼とした景色の中に
宝石のような美しさで静かに存在しているこのヤムドク湖がとても不思議感じで
自然のすごさを実感できました。
このヤムドク湖、水の出口がないそうです。
周囲の山から流れ込み水と蒸発量が上手くバランスとれて
このような湖になっているとか。自然って凄いですね・・・
風に煽られたタルチョが綺麗です。
遠くに見える雪山が輝くように美しいです。
神の国と言われるのも納得。
手前は強風で舞い上がっている砂か雪。
実際、立っているだけでもちょっと大変な位の強風が吹き荒れていました。
しかもやっぱり酸素が足りないので動くのがシンドイ。
このヤムドク湖、景色が良く楽しめる展望台?のような場所の入場料などは
見た感じでは必要なさそうでした。ガイドさんも払っていなかったですし。
が、地元のチベット人のおじいさんと思われる人に
入場料払えとかなりしつこく付いて回られます・・・(^^;
10元とか結構な金額なのと(おそらく外国人だから?)
チベット人のガイドさんやドライバーさんがいると近寄って来ないので
おそらく正規の入場料徴収ではない模様です。
基本的には中国語で話しかけられるので、全く言葉が分からないフリして逃げました。(笑