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This article was written on 22 8月 2016, and is filled under China, Travel, 四川2015.

アバ・チベット族チャン族自治州

アバ・チベット族チャン族自治州

九寨溝を後にして成都へ戻ります。
ここから成都まではざっと430kmあります。
来る時には都江堰に寄り道したこともあって松藩で一泊しましたが
九寨溝から戻る際にはちょうどよい場所に宿泊するような場所がなく・・・
あるとすればあの大地震で知られる汶川あたりですが
ここまで来るとあとは高速なので、頑張れば成都まで行けてしまいます。
なにより会社をそんなに休めない姐さんのスケジュールもあって
成都までは1日で戻らないとちょっとキツイ状態。(中国は広いんですよ。)
ということでこの日は兄2号に頑張って長距離運転をしてもらうことに。

アバ・チベット族チャン族自治州

ずっと雨模様の天気だったのが、この日は快晴。
1日ずれていれば快晴の九寨溝が楽しめたのですが・・・残念。
それでも最後に美しいアバ・チベット族チャン族自治州(阿坝藏族羌族自治州)の景色を
こうして眺めながら行けるというのだけでもラッキーと思うことにします。
雨期の期間にこれだけの快晴はありがたいですから。

アバ・チベット族チャン族自治州

東チベットという場所はいつ来ても本当に美しいと思います。
緑が豊富で水も美しく、動植物が本当に多彩。

このあたりは観光用か馬を飼っている場所が多いようで
放牧中の馬がたくさんいました。
途中、道に停車して写真を撮っていると
お土産物を売り込みに羌族の女性が来たのですが、チベット語を話していました。
たぶん、方言とかで違いはあるのでしょうけど、
ここでもチベット語なんだなぁと妙に感心してしまったり。(笑

アバ・チベット族チャン族自治州

羌族の建築様式で建てられた建物なども結構あります。
これは3階建になっていて、
1階は倉庫や家畜小屋、2階は住居、3階は倉庫というように決まっています。
本来は石を積み上げて作られているのですが
過去の四川汶川大地震で倒壊した建物も多かったそうで
新しいものはレンガ造りにタイルを貼り付けたものが多いそうです。
どっちも耐震性は低そうなのですけど・・・

アバ・チベット族チャン族自治州

九寨溝から松藩までの道は比較的綺麗で山も険しいという感じではありません。
黄龍経由だったのでルートが違ったのか
こんなに美しい道とは全く思っていませんでした。
運転していた兄2号も同様。
(もしかしたら、私は爆睡していたかも;)

アバ・チベット族チャン族自治州

ようやく松藩まで戻ってきました。
これは松藩の城壁。
来た時は夜になっていたので、こんなに立派な城壁とは知りませんでした。
綺麗ですね〜

しかし、このあたりから道が狭く、車も増えてきます。
段々と渋滞するように。

狭い山道で渋滞になってしまうと、どうにも逃げられないので
高速道路に乗るまでは(随分成都よりにならないと無いんですけど)
食事などは我慢して行けるだけ行ってしまおうということで
一回のトイレ休憩(見事な青空ニーハオトイレ。でも綺麗でした。)と
緑豆アイスを途中の村の売店で買ったのみで
あとはずっと走りっぱなし。

アバ・チベット族チャン族自治州

結局渋滞にはまりつつ、何とか汶川の高速道路入り口まで。
ここから高速道路で一気に成都へ向かいます。

あまり美味しくなさそうだけど、サービスエリアでトイレと食事をしようといいつつ
成都に向かって高速道路を走っているものの
・・・
あれ?もう都江堰だよ?成都ってもう少しじゃない?

汶川から成都までの方向はサービスエリアがありませんでした。(2015年8月時点)
ありえない。

都江堰から汶川へ向かう方には比較的あったはずのサービスエリアが
逆方向には1つもないという中国あるある状態で
成都に到着することには全員トイレに行きたくて無言状態。(笑
高速を降りてすぐにあったホテルのトイレに直行しました・・・

都江堰を出て成都のホテルに到着するまでの所要時間は8時間超えでした。
途中、高速前に1回のトイレ休憩位のみというハードな運転をしてくれた兄2号に感謝。
運転交代してもいいんですけど、外国人は中国の免許取るの居住許可がないと難しいですしね。
(国際免許証は使えません)
いや・・・お疲れ様でした。

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