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This article was written on 08 2月 2016, and is filled under China, Travel, 宜興2014.

丁蜀镇

丁蜀镇

鈴茶堂ブログの方にアップしていますが、こちらでも。

人影は少ないものの、ずらっと茶商さんや工房が入った建物が並んでいます。
普通に考えたら潰れそうな位にお客さんも誰もいないのですが
殆どが対業者向けであったり、他都市にある支店の発送拠点であったりします。
あとはたまに来る観光客向けに小売もするという感じでしょうか?

地方ということもあって地代も安いのでしょうね。
どの店舗も店構えが広いのが印象的でした。
それと品揃えが結構豊富。(笑
ちなみに価格の程度は不明です。
この宜興に限らず、友人かそうでないか、お得意様かどうかなどで
価格が大幅に変わるのは中国の問屋では普通のことなので。

丁蜀镇

作家さんの工房もちらほらあります。
割と茶商さんが並んでいる地域には少なく
工房は工房で固まっている場所もしっかりあります。
それについては、また後日にエントリするとして・・・

で、この茶商さんたち。
どうも各作家さんとの窓口の役割も果たしているようです。
茶商さんによって強い作家さんが決まっていて
@@さんの作品は@@さんに聞けみたいな感じのようです。
で、ここに親友は家族と一緒、親友の友人も家族というような
中国独自の感覚が加わると一大ネットワークになるんですね。
素晴らしい。(笑
日本人である私もその恩恵に与れるのもHさんのおかげだったりします。
感謝。

ちなみに作家さんの新規開拓も熱心にしています。(特にHさん・・・)
彼の紫砂についての審美眼、品質を見極める眼は確かなのですが
その彼が才能がありそうとか、良さそうと思った作家さんの工房に
足繁く通っているようです。
こういう地道な努力と姿勢はすごいと思います。

丁蜀镇

これらの茶商さん。出荷拠点でもあるので、紫砂以外にもいろいろあります。
一般的な茶器もたくさんありますし、中でも見事なのは竹細工系。
竹の茶盤などは台湾、大陸共に色々見てきましたが
かなり素晴らしいと思う品質のものがたくさんありました。
しかも、結構デザインも垢抜けていて良い感じ。
自分用に重いにも関わらず頑張って持ち帰りました。(^^;

また、黒茶などもおっ?というのがたくさんありました。
一通り見せていただいたのですが、なかなか楽しそうなお茶がたくさん。
次回行くときにはこちらもじっくり確認してみたいと思います。(^^

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