天游峰と同様に兄1号、姉さんは初体験という武夷山九曲溪の川下りも。
これは健脚向きでも苦行でもないので大歓迎(とまではいかないけど)。
4月上旬とはいえ、南方に位置する福建省。
日差しが既に夏のようです。
気温もしっかり高くなって、暑い位の1日だったこともあって
船の上は快適でした。
基本的に船は定員人数がいっぱいにならないと出発しません。
ツアーなどの場合は事前に人数が決まっている&多いので問題ありませんが
個人の場合は自分で人数を集める必要があります。
さすがに茶業さんは同行せずに下流で待っているということだったので
兄1号が山東省から遊びに来たというご家族を確保。
無事に乗船となりました。
船頭さんが周囲の岩などについて説明をしながら船を進めてくれます。
が、山東省から来たご家族と話し始めた兄1号
なんと武夷山と全く関係のない話で独壇場状態に・・・(^^;
話の内容(主に不動産とか株の話;)が武夷山の説明よりも面白かったのか
山東省ご家族も兄1号へ質問が飛ぶほどの熱の入れようで
誰も船頭さんの説明なんて聞いちゃいません。
私も天游峰をはじめとする健脚修行の疲れと
川面を渡る風の心地よさに居眠りする状態となり
途中でふと目が覚めると、武夷山の絶景を前に居眠りする日本人と
株と不動産の話を熱弁する中国人という微妙な光景になっていました。
もちろん、船頭さんはもう説明なんてしません。ひたすら終点に向かって船を進めるのみ。
すみません。(^^;;;;;
とはいえ、やっぱり武夷山の水は綺麗ですし、岩をはじめとした景色も素晴らしく
贅沢なお昼寝をさせていただきました。
余談ですが、その後、九曲溪川下りで株と不動産の話で熱弁をふるう兄1号を非難する私と
絶景を前にして昼寝をしていた私に呆れる兄1号とで
北京に戻ってから兄2号に報告する際に非難合戦となりました。(^^;