timor's log

Information

This article was written on 10 6月 2016, and is filled under China, Travel, 杭州2015.

九曲紅梅の製茶見学

杭州 2015/04

村の製茶を見学させていただいた感じは
概ね鈴茶堂ブログの方にアップしている通りですが
個人的に面白かったことというか裏話的な内容など。(笑

原始的というか素朴な製茶を行っているという感じで好印象なのですが
結構ロットによるばらつきは無視できないどころか面白いと思うレベルでした。
というのも昔から製茶を行ってきている村であるにも関わらず
こういった素朴な感じの村ということなのか
老師曰く、このあたりでは観光地化していない製茶だけの村なんだそうで
わざわざ訪れる人もいないということか
初外国人の訪問ということらしく、村中の人が集まってきたんじゃないかという程に
みなさん歓迎(見物?)に来てくださいました。(笑
なんか初外国人の称号が増えてきてる気がします。(^^;

杭州 2015/04

その集まってきてくださったみなさま、
うちのお茶も飲んでみてよ!と次々に出来たばかりの九曲紅梅を下さるのですが
(しかも中国だから一人ひとりが結構な量をくださいます・・・)
見事にみんな個性的なお茶でした。
これはその場で品茶させていただいたり
後日、改めて審評させていただいたりと、そういった意味でもとても勉強になったのですが
それよりも面白かったのは淹れ方を問われるお茶の多いこと。
個性の強いお茶なので、こちらもその個性を伸ばしてあげたり
こうしたら欠点が抑えられるかなぁなんて思いながら
あーでもないこーでもないと淹れていくと驚くほど魅力的なお茶がはいったり。
燃えますし楽しいですね。こういうの。

杭州 2015/04

なかにはとても素晴らしい品質のお茶もいくつかありました。
正直、ショップに入荷してもいいかもと悩んだほどに素晴らしいお茶だったのですが
1ロットがとても少なくて、これは自分用と兄2号の分に譲っていただきました。
あとは北京の兄1号と友人たちへのお土産かなと。

製茶をじっくり見せていただき、サンプル(?)もたくさんいただき
また、お土産もたくさんいただき、本当に良くしていただきました。
ありがとうございます。

しかし、いただいたお土産の殆どが野菜という(断りきれなかった)
ホテル宿泊の旅行者には大変厳しいお土産を持ちきれないほどいただき・・・(^^;
ご報告も兼ねて老師を再訪、お土産の野菜をお渡ししてきました。
その際には無農薬、無肥料で、しかも昔の製茶方法を復活させるべく
色々と試行錯誤している龍井茶の茶師さんにお会いしたり
径山茶の有名な茶師さんにもお会いして色々お話を伺ったり
これもまた豪華な顔ぶれで、たくさん勉強させていただきました。
みなさん、老師が山から出てきたので会いに来たのとのこと。
ラッキーでした。(^^

コメントを残す