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This article was written on 18 12月 2016, and is filled under China, Travel, 福建2016.

云水谣

云水谣

鈴茶堂のブログにはお茶を中心にアップしていますが
こちらでは追加話とそれ以外の話などを。

事前に色々調べていたものの、やっぱり云水谣(雲水謡)古鎮にして良かったです。
どうにもピカピカの観光地は好きじゃないのと
その土地で暮らす人々の生活を見るのが好きなので
云水谣でもいくつかある観光用の土楼を見る限りでは
この素朴な村の方で良かったなぁと改めて。
樹齢1000年だの600年だのを超えるガジュマルの木がたくさんあって
とても静かで良い場所でした。
観光客も少なくていい感じ。

云水谣

一応、お土産屋さんなどもあるのですが、どうも商売下手というか
あんまり熱心じゃない感じのヌケ感がいいですね(笑
少数ながらも来る観光客といえば中国国内のバスツアー団体観光客か
交通の便が悪いところには確実に出没する欧米人弾丸観光客のみなさま。
欧米人のこの手の方たちって整備された観光地とか好きじゃないんでしょうね。
そういったところでは見かけないのですが
北京でも未修復長城とかに行くとワサワサいたりします。
まぁ気持ちは分かります。私も似たようなものだから。(笑

云水谣

村ではあちこちで製茶最盛期といった状態でした。
でもみなさん本当に小規模。
基本的に自家用なんですね・・・
まぁ売ってもあの製茶技術じゃ大した金額にならないだろうけど。(^^;
(でもお土産屋さんのお茶は美味しくなくて高い。)
というのも味は良いんですが(いや、本当に美味しいのですよ)外観が悪い。
団揉してて丸くする気があるとは思えない仕上がりで
びろーんと広がったまま、どちらかと言えば条形を目指してた?とか思う感じの外観。
でも、もしかしたらそうなのかも。

云水谣

というのも、このあたりの製茶工程の揉捻には
必ずといってよいほど団揉があるんです。
それが球形のお茶にならなくても。
漳平水仙も団揉に近い揉捻行程があります。(ちょっと違うけど、ほぼ同じ)
なので、団揉っぽいことをしているけど条形が正解な形だったのかもしれないですね。
今度ちゃんと聞いておこうと思います。

というのも、この村の茶農家さんと仲良くなりまして
これが何か面白いというか、なかなか押しの強いおばちゃんで
今もチャットで連絡を良くくれるという大阪ノリな方だったりします。
ご飯食べたか?とか忙しい?とかレベルで・・・
(どうもこの付近の人たちは異様にフレンドリーだな・・・^^;)
このおばちゃん家の金観音がなかなか素朴で美味しいのです。
名付けて土楼烏龍。(笑
自分用にも欲しいなぁと思う位のお茶だったので
ちゃんと入手できるかどうか色々と模索中です。
まぁ順調に行けば来年春ですかね。

本日から、ちょっと長くお茶の旅に出てしまうので少しまたお休みします。
早ければ年末位には再開できるかもしれませんが・・・(^^;

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