朝食後は什刹海へ移動、お客さまには胡同観光を楽しんでいただきました。
このあたりは胡同の保護地区に指定されていて
ツアーに参加すると三輪車(輪タク)で胡同観光を楽しむことができます。
(日本語も含めた各国語のガイドがつきます)
このツアー、時間がない場合に効率よく回れるので
初めて北京に来たという場合にお勧めです。
とはいえ、北京の胡同はここにしか残っていないのかというとそうではなく
少なくなってはいるものの、まだまだ古い胡同は残っています。
観光時にアクセスしやすい場所では
先のエントリでご紹介した琉璃厂(琉璃厰)から大栅栏(大柵欄)の間などに
実際に庶民の生活の場として使われている胡同があります。
が、決して綺麗とは言えないんですよね〜(^^;
1つの四合院に複数家族が住んでいるなんてことは普通にあったりして
実際にはかなりごちゃごちゃしています。
お風呂がないのは当たり前で、トイレは地域で共同
後から電気配線工事をしているので電線もすごいことになってますし
下水道の整備も十分ではありません。
でも、そういった風景、好きなんですけど。(^^
まぁそういった胡同を中国政府が観光客に見せたいと思うはずもなく
こうした什刹海のように整備されていて綺麗
裕福な人達が住んでいる胡同を保存させたいと思うのは当然ですし
ディープな胡同を見せられても中国に慣れていない人の中には
引いてしまう人も少なくないであろうなぁとも思うので
やっぱり什刹海の胡同保護地区はベストな選択になると思います。
ツアーでは胡同の四合院訪問もありますが
私が以前に参加したときのお宅は非常に綺麗で
中国の一般家庭は概して本当に綺麗にしていることが多いとはいえ
(兄1号、2号の家なんかは日本の家庭より綺麗にしていると思います・・・)
ちょっと生活感がなさ過ぎじゃない?というような感じだったりして
実はこういった四合院の住人の方の一部は
別の場所から通勤してきているんじゃないかと疑っていたりします。(笑