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This article was written on 31 3月 2016, and is filled under China, Travel, 天津2015.

利順徳博物館

天津

天津で宿泊したクラッシックホテル、天津利顺德豪华精选酒店ですが
昔のホテルの調度品などを展示している博物館があります。

宿泊客は無料で見学できるそうなので行ってきました。

博物館はホテルの地下にあり、ちょっと分かりにくい場所にあります。
というか、このホテル自体が特に旧館部分は迷路のようになっているので
ホテル内を探索中に何度か迷う事態に。(^^;

博物館にはスタッフが1人いるのみで、他には誰もいませんでした。
お客さんも誰もいないので、ちょっと怖いですね・・・

スタッフの方に案内は必要かどうか聞かれたので
別にいらないよと返答したところ、好きに回っていいよとのお返事。
しかも閉館間際の時間だったからか
いつまででも好きに見ていて良いけど、帰る時に内線でここに連絡して
と言ってどこかに行ってしまいました。
いいのか?(笑

天津

展示品は普通に触れようと思えば触れられる場所にあるので
盗難とか大丈夫なの?と余計な心配をしておりました。(^^;

李鴻章のリアル人形を横目に色々と面白く見学させていただきました。

2番目の写真はどうやらベッドを温める行火のようです。
他にもいろいろと昔の生活道具(?)が展示されていて
何だか日本の明治維新頃のようなイメージ。

ちなみに天津という場所柄、李鴻章が頻繁に登場してきますが
この人、中国人には本当に評判が悪いですね。(^^;
まぁ当事国の子孫としては屈辱的な天津条約を締結した張本人なので
気持ちは分からないでもないのですが
私自身は結構、李鴻章は好きなので
このあたりは絶対に兄2号とも意見が一致しません。(^^;
今度、合肥に行くことがあったら生家も訪ねてみたいとか思っているのですが
冷たい目で見られそうです。(でも、たぶん行く)

天津

ダイニングを模した展示室では当時使われていた食器類と共に
晩餐会のメニューもいくつか展示されていました。
当時の西洋風のメニューというのも、なかなか面白いですね。
また、出席者も記されていたりして、日本人の名前もちらほら。
本当に歴史を感じますね。

中国史だったら清代末期あたりが一番面白いと思っている私としては
この博物館はかなりツボでした。
博物館としては小規模ですが、ホテル内の展示室にしてはかなり充実しています。
程よい時間で見学できるのも良いですね。
宿泊客以外も訪問可能ですので(有料だったかも)
天津観光の際には訪問候補に入れておいても良いかもと思います。
帰りにお茶していくというのもアリじゃないでしょうか?(^^

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