昆明で一泊した翌日は午前便で西双版納へ移動。
たった数100キロの距離なのに昆明とは気候が全然違います。
一口に雲南といっても場所によって恐ろしいほどに気候が違うのが特徴で
西双版納のように東南アジア的な気候もあれば
麗江あたりのようにチベット的な気候もあり
昆明のように穏やかな気候もあり・・・と本当に見事。
同じ西双版納の中でも更に違います。
お茶の味わいや香りが変わるのも当たり前ですね。
山に入る前に勐海でちょっと訪れる場所があったので
いつものように空港でレンタカーを借りて、勐海へ向かいつつ食事を。
勐海は比較的行きやすい場所にあるのですが、都会ではないので(笑)
レストランなどが決して多い訳でもなく・・・
今回は自分たちだけということもあって、まずは勐海の友人茶師に電話して
美味しいお店を聞いて行ってきました。(^^
さほど山の中に入る場所でもないこのお店は実は茶業さんが副業で行っているとのこと。
友人茶師の友人で、突然来た私たちの対応ができない(製茶時期ですし)ので
ここなら安心だからと教えていただきました。それだけで感謝。
友人の友人なんだからと恐ろしい勢いで料理を出されそうになりましたが
2人しかいないので食べきれないこと明白・・・
必死になって辞退して、お勧めの3品に絞るっていただきました。
まずは臭菜のスープ。
この地域特有の野菜で、名前で言うほど臭くないです。
むしろ味が濃くて美味しい。
普通は卵焼きに入れたりするのですが、お店のおばちゃんのお勧めでスープに。
優しい鶏スープにあっていて、とても美味。
と、このあたりなら絶対に外せない冬瓜豚。
前にも少しご紹介しましたが、このあたりのブランド豚でとても美味しいです。
この炒め物も絶品。胃袋に限界があるのが恨めしい・・・
これもこのあたりの野菜です。(不明・・・)
山菜とのことで、おばちゃんがその日の朝に山から採ってきたのだそう。
柔らかいのに味が濃厚で美味しいです。
シンプルににんにくと塩だけで炒めているのが
またたまらなく美味しい。
こうして無事に美味しい食事にありつけて大満足。
この後の用事までちょっと時間があったので
おばちゃんをはじめ、後から来てくれたこのお店の茶師さんなどと
色々とお茶事情などについて歓談。
結構地元事情なども詳しく教えていただいたり
帰りにはお土産にお茶もたくさんいただいたりして
友人の友人とはいえ、初めてお会いしたのに申し訳ないほどに良くしていただきました。
中国の方のこういうところって本当に凄いです。
どの土地にいっても友人の友人というだけで大歓迎してくれるのって素敵です。(^^