鈴茶堂のブログにもアップしていますが
写真の掲載許可が出たので改めて。
先日の中国出張の際にこの時の広報の方と話をしていたのですが
「あ、その位の写真ならいいよ〜」とのこと。早く言って欲しかった・・・(^^;
で、これが一源井の全景です。
カメラが持ち込み禁止だったので携帯で撮影。
ちょっと画質が良くないのが残念です・・・
どうも雲南は太陽の光が強すぎて携帯だと色が飛んでしまいがちです。
工場に入ってすぐの場所は平屋の古い建物が多いのですが
奥に行くにつれてだんだんと建物が近代化してきます。
徐々に拡張していったんでしょうね。
最も新しい建物のエリアはこんな感じ。
残念ながら古い建物の写真がないのですが、そちらとのギャップが凄いです。
古い建物は稼働しているのが信じられない位にボロボロというか古くて驚いたのですが
これはこれでピカピカで驚いたという。(笑
この写真のあたりは最終乾燥を行う乾燥室や製品包装を行う場所です。
どちらも見事にオートメーション化されていて
周囲の熟茶工場との差を見せつけられますね・・・さすが大企業。
これは7号院、麹菌の研究施設や醗酵槽のある建物です。
鈴茶堂のブログにアップしている醗酵槽は一番新しいものだそうです。
他にもずらっと並んでいる場所もあって壮観。
醗酵の長さや程度などは製品は麹菌などにもよってマチマチだそうで一概に言えないのですが
印象としては小規模な熟茶工場のそれよりもずっと短くて済んでいるように思います。
おそらくそういった業務改善なども行っているのでしょうね。
麹菌の研究者の方ともお話をさせていただきましたが
マニアックで大変楽しく変態レベルで楽しかったです。(笑
広報の担当者がドン引きしていたという・・・
研究者の方曰く、体調に合わせて麹菌を選び、その麹菌を元にお茶を選ぶのだそうです。
焼酎マニアの方が酵母で焼酎を選ぶのは知っていましたが
普洱茶も似たようなものになるとは驚きです。(^^;
余談ですが勐海茶厂の福利厚生はかなり充実していました。
工場周辺にある結構綺麗なマンション、しかも設備も広さも十分にあるのですが
光熱費込みで1月200元(3400円位)だそうです。
お給料は都市部と変わらないとか。
西双版納というか勐海の物価の安さ(易武などは逆に物価が高い)を考えると、かなり羨ましい感じ。
私が就職したいかも・・・