鈴茶堂のブログでご紹介していますが
勐海へ向かったのは勐海茶厂訪問のためでした。
目的地はもっと山の中の方なのですが、せっかく西双版納まで行くならと
友人たちが勐海茶厂のお偉いさんに頼んでくれて訪問が実現しました。
勐海茶厂に限らず黒茶、特に熟茶系の製造工程というのは
企業秘密であったり、場合によっては国家機密に該当するので結構大変だったりします。
以前、四川省の蔵茶の工場見学も本当に大変でしたが(今ほどオープンではなかったですし)
そこまでじゃないにしても勐海茶厂も結構大変だったようです。
特に外国人が発酵過程も見たいとなると、そうなんですよね・・・(^^;
で、内部はカメラも持ち込み禁止。
写真は工場のすぐそばにある大益カフェの写真です。(^^;
先にカフェの説明を。
基本的に大益なのでコーヒーはありません。(他の店舗にはあるかも)
ラテも普洱ラテで、熟茶を使っているので意外と美味。
鉄観音ラテなどもあったように記憶していますが、ここは熟茶ラテ一択で。
結構美味しくて(甘いけどお茶なのでさっぱり)帰りの空港で見かけるたびに行っていましたが
これ、中国全土に広がればいいのにと思うほど。
ケーキ類は微妙なものもありますが(笑)
普洱茶が入ったクッキーは美味しいのでおすすめです。
工場近くのこの店舗はショールームも兼ねているので
殆どの大益製品が展示販売されています。
中には市場ではもう完売しているビンテージのものもあったりするのですが
価格が・・・高い。
なんで工場前まできてこの価格なのかと問いただしたくなる金額設定で
アホらしくて何も買わずに帰ってきました。(通常仕入れ金額の倍額位)
まぁ案内してくれた広報の方に好きなものを浴びるように試飲させていただきましたけど。(笑
工場見学はかなりマニアックで楽しかったです。
というか、最初は広報の方がさらっと案内して終了するつもりだったようなのですが
あまりにディープな質問を繰り返していたら回答できないことがたくさん・・・
で、困った広報の方が製造の責任者の方を助っ人に呼んでいただき
技術的な質問はそちらに・・・となっていたら、なんだか意気投合。
で、普通はちょっと・・・という場所にも入れていただき
色々と見せていただきました。感謝。
その後、製造の方とはお別れして、広報の方と色々お話。
大益は独自資格などにも力を入れていて、そういった教育施設なども見せていただきました。
海外からも受講生が来ていて、みなさん真剣に受講していました。
(この手の資格と受講に意味があるかというのは置いておいて・・・)凄いです。
で、なぜか受講者のみなさんの前で茶藝を披露するはめになったり(なんでだ)
そんなきっかけで講師の方々とも意気投合して
今もやりとりしているような仲になったりとか、茶縁って広がりますね。(^^;
一度は見て確認しておきたかった勐海茶厂。
こうして弾丸状態でしたが訪問、見学させていただきました。
色々と各方面に働きかけてくれた友人たちに感謝。