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This article was written on 24 10月 2016, and is filled under China, Travel, 北京2016.

北京の元宵節

元宵節

中国と日本を往復していたり、忙しくなったりなどでバタバタと。
また更新が滞っておりました。(^^;

2016年の北京もダイジェストで所々をピックアップしていきたいと思います。

中国のお正月といえば旧正月、春節ですが、今年は2月になりました。
この時期に行っても何もないので流石に行きませんが
2015年となぜか連続で春節最終日、元宵節には北京にいました。
偶然ですけど。

元宵節はお正月らしさも残っているけれど
街も正常に戻っているので、旅行に行くには結構良い時期かもしれません。

元宵節

相変わらず水餃子好きの私。(笑
本来、元宵節に作るものではありませんが
ここはリクエストして作っていただきました。
もう日本の焼き餃子が油っこくて食べられないんですよ・・・
餃子だけじゃなくて中華料理全般に言えるのですが
日本の中華料理って本場のものよりずっと野菜は少ないし油凄いですよね。(^^;

元宵節は元宵(湯圓)を食べる日です。本当は。
このあたりはお手伝いしている北京散歩のブログにアップしています。
写真が同じなのは撮影者が同じということで・・・

元宵節

春節と言えば爆竹。これは小さい方らしいですが爆竹大会をしているところです。
これ、実はあまり知られていませんが、単に騒がしいのが好きとか
景気づけとかじゃない意味があるのをご存知でしょうか?(笑
この爆竹には昔話があります。

農村をたまに化け物(でいいのかな?怪物?)が襲うということがありました。
その周期がちょうど今でいう年に一度であったことから、その化け物は「年」と呼ばれていました。
(これが年の起源なのかも)
襲われることを恐れて村人たちはその時期になると避難していたのですが
ある老夫婦は年も取っていることだし、ということで逃げることができませんでした。
貧しい村であるため、他の村人たちもその老夫婦を連れて逃げることができず
化け物が去った後、恐る恐る村に戻ると
諦めていたはずの老夫婦が元気でいることに驚きました。

元宵節

逃げられず武器もないため
そこにあった竹を燃やして音を出して威嚇したところ
化け物が驚いて逃げていってしまったとのこと。
それを聞いた村人たちは「年」が来る時期には爆竹をして厄払いをするようになった。

というのが起源なんだそうです。
まぁ今はそれ以上に景気づけの意味になっている気がしますが。(^^;

元宵節

この元宵節までは爆竹をすることができます。(北京では。場所によって条例が違います。)
ということで、元宵節は爆竹花火大会の様相を呈しているのですが
ここ数年は景気減退や大気汚染を気にして、かなり減ってきました。
まえは空爆並みに恐ろしかったのですが。
これも時代なのかもしれないですね・・・
ちょっと寂しい気もします。

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