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This article was written on 05 2月 2016, and is filled under China, Travel, 宜興2014.

北京南站から宜兴へ

北京南站

北京から宜興(宜兴)へは高速鉄道で移動します。
宜興行きの高速鉄道は北京南駅から出ています。

乗車券の手配は兄1号がいつものようにしてくれていたのですが
外国人の場合は引き換えがちょっと面倒なんですね。
中国人のみなさまはネットなどで乗車券を購入して
身分証(IDカードみたいになっています)でそのまま自動改札を通れます。
あるいは自動発券機で手続きができるようです。
外国人は中国の身分証がないので、切符を窓口で引き換えなくてはいけません。
この窓口がまた空いていたためしがないという状態で
この時はSさんと茶商のHさんが引き換えてくれたものの、大変だったようです。
慣れていないと結構しんどくて、私も兄2号と何度か駅で苦戦した記憶があります。
(兄2号は普段車しか乗らないので余計慣れていない;)

北京南站

いつ来ても思いますが、北京の駅は本当にどこも大きいです。
(北京駅はそうでもないですが、そのかわり風情あります)
出発フロアの2階にもお土産屋さんや便利店(コンビニ)がたくさんあります。
ちなみに到着フロアになっている地下1階の方が飲食店がたくさんあります。
お土産っぽいものが買えるスーパーもいくつかあって
2階の小綺麗なショップより価格帯も安くて(駅で買うなら)おすすめです。
保安検査をして2階の出発ロビーに入ってからでも
切符と身分証(パスポート)、保安検査を再度行えば
地下1階へ行ってもどってくることも普通にできますので
発車時間まで時間があるときなどには地下1階まで遠征しても良いかもしれません。

そんな感じで発車時間が近くなってきたので改札を通ってホームへ。
今や地下鉄のホームは整列乗車が浸透しつつある北京なのですが
高速鉄道の改札には全く浸透していませんので
ここは気合を入れて突っ込むしかありません。(笑
改札では乗車券とパスポート(身分証)の確認がありますので
突っ込む前にどちらも手元に用意しておきましょう。
(人混みの中で鞄を漁るのは、いかがなものかと)

北京南站

北京の駅はどこも大体2階が改札になっていて
1階のホームまで階段、またはエスカレーターで降りていく感じになります。
この高低差が大きくて高所恐怖症の私としてはちょっと怖い位なのですが
日本には絶対にない「鉄道駅」みたいな感じで結構好きだったりします。
(でも高所恐怖症のため写真撮影ならず)

高速鉄道の車両も結構綺麗です。
中国でも色々なところで高速鉄道に乗りましたが
北京発着の車両は大体ほとんどと言ってよいほど綺麗なものばかりです。
発着都市によって変えるのもどうかと思いますが
こんなに違うの?というほどに上海や別の都市から発着する車両と違います。
やはり首都に到着または出発となると違うのか
各地の方から聞いた話では北京発着はお偉いさんが乗車する可能性が高いから
綺麗な車両を優先的にまわしているんだとか・・・(^^;

北京南站

私の場合、どうしても北京発着は多いので殆どが日本と変わらない位に
トイレも含めて綺麗な車両がほとんどなのですが
たまに北京を発着地に含めない車両に乗ると
え?外れ?と思うようなこともあったりします。(笑

座席は商務座、一等座、二等座に大体分かれています。
商務座はいわゆるJRのグランクラスみたいなもので
フルフラットになるんじゃないかと思うような豪華な座席です。
一等座はいわゆるグリーン席。
二等座が一般座席になります。
(他にも立ち乗り乗車券とかもあります)

商務座は下手したら飛行機の方が安いのでは?という価格設定だったりします。(^^;
一等座は二等座との価格差の割には、別にいいかなという印象。
まぁ二等座が結構綺麗で快適なので(コンセントもあるし)
殆ど二等座しか乗りません。(買いません)

高速鉄道

宜興へは大体5時間半。
別に宜興へ向かうこの高速鉄道だけに限りませんが、結構乗車率高いです。
北京から天津とか本数が異様に多い近場以外は事前に乗車券手配していないと
厳しいんじゃないかなぁという乗車率の高さな気がします。
この時もほぼ満席。途中入れ替わりはあるものの、すぐに別の乗客がきます。

長時間乗車の途中でご飯タイム。
Hさんが気を使って一番高いお弁当を買ってくれたのですが(45元=800円!)
これ、ものすごく不味いの知ってるんですよね・・・私。
いつも好んで乗る寝台列車などは調理人のいる食堂車があるので
始発や途中の駅で補給した食材でメニューを決めて提供していたり
お弁当でも同じ感じなので、温かくて普通に美味しいのですが
(管轄の鉄道局が四川だったら四川料理メインとかあります)
高速鉄道のこれは冷凍弁当を電子レンジで加熱しているという・・・
しかも価格は倍位だったような。

この不味さに一番ショックを受けていたのは買ってくれたHさん。(笑
おそらく、いつも宜興に行く際には
お弁当を買うなんてしていなかったんでしょうね。高いから。
中国においては異様に高額なお弁当を、しかも4人分も買ってくれたのに
この不味さは本当にショックだったようです。
帰りは絶対にお弁当は買わないようにすると決意していました。(^^;

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