賀開で老師と分かれて南糯山へ。
南糯山は勐海から景洪まで戻る途中にあります。
麓にある市場を抜けて山に入っていくと、いくつかの村を通り過ぎて
ようやく目的地の半坡老寨へ。
しかし、傾斜がきついですね。このあたり。
大陸のお茶の師から紹介していただいた茶農家さんを訪問してきました。
この茶農家さんの紅茶は本当に美味しくて品質が良くて
私も雲南紅茶はこれしか飲まない位なのですが
他の業者さんの半額以下で下ろしてくださっているという・・・老師恐るべし。
そんな事情もあるので、お礼も兼ねて初訪問。
茶農家さんの意向で写真は公開できないのですが、とても小さな製茶場でした。
散茶しか作ることができない、いわゆる本当に茶農家さん。
(餅茶にする時には親戚の製茶場に持ち込むそうです)
1つ1つの製茶を丁寧にしたいし、家族だけでやっているから
この位の大きさで十分なんだよ〜なんて笑いながら説明してくださいました。
とても真面目でお茶に正直、なによりちゃんと理論的に考えて作っているのが素敵です。
私の場合、感覚だけでお茶を作る茶師さんとはどうも長続きしないのですよね。
理論的にちゃんと答えられる人じゃないと私も納得できないからかもですが。(^^;
村の外れにある茶園なども見せていただき、これがちょっとした登山。(^^;
茶王樹までどの位?と聞いた所、15分かなぁという答えだったのですが
いや、もう絶対に30分以上歩いてるけど!みたいな状態で
また山深くて太陽が陰ってきたので最後までは行かずに断念。
この南糯山は賀開と違って山深いという感じの地形だからか
豚があんまり放し飼いになっていません。(笑
これは村にいた豚さん。なんかほのぼの。
賀開とはそんなに距離はないのですが、気候や地形が全然違うんですね。
これは実際に行ってみないと分からないですね。
賀開は開放的で太陽が照りつけてる位の勢いなのですが
南糯山は山深い森林のイメージ。
傾斜がきついといっても斜面が広いので豚も放し飼いに出来るくらいの賀開でしたが
南糯山は基本的に森なので豚も放し飼いにしたら帰ってこないのかも。
放し飼いになっているのは鶏位ですね。(笑
民族も変わるので建物も変わります。
たくさんの少数民族が暮らしているそうですが
拉祜族(ラフ族)がこの村は多いようです。
ちなみに、この時に新しく友人になった別の茶農家さんは漢民族でしたが
(といっても混ざっているのではないかなと思われます。戸籍上は漢民族)
本人曰く、ここでは少数民族は漢民族なんだとか。(笑