涌溪火青の製茶場を見学した後は黄田の町へ。
町というより村というか集落というか・・・(^^;
一応、黄田も涌溪火青の産地として知られています。
(安徽省宣城市泾县黄田乡という地名になります)
地元の茶業さんと一緒にお昼ごはんを。
非常にローカルな食堂ですが、おそらく食堂というかレストランはここだけか
ここが一番良い食堂なのだと思います。
何となく個室チックな部屋に分かれていますし。
ご一緒した茶業さんはこの地で野生茶を作っているメーカーさんでした。
野生茶専門の茶業さんって・・・
既に野生茶じゃないじゃないかというツッコミを入れたくなりましたが
そこはグッと抑えて。(笑
しかし、「野生茶」が流行中の中国では増えてきましたね。
工場で作られる野生茶。(^^;;;
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さすがの点菜(オーダー)でした。
完璧な中国式接待メニューです。予想していなかっただけに感動。
地元の名産、野菜、肉、魚と完璧です。
が、味付けがどうにもやっぱり濃い味の地方料理。
臭いものはより臭く、塩辛いものはより塩辛くで、ちょっと進まない感じでした。
ごめんなさい。
でも、この点菜を見て心から「おもてなし」してくださっているのは
十分に伝わってきました。ありがとうございます。
中国の食事のマナーで意外と知られていないのが取り皿を変えないということがあります。
(お皿を持たないのもそうですが、そのそもお皿を持って大丈夫なのは日本位?)
日本人の場合、味が混ざるのを嫌がる人が多く
結構こまめに取り皿を交換してもらったりする場合がありますが
中華では味が混ざっても美味しいのが本当に美味しい料理とされていて
ちゃんとした料理人はそのあたりも考えていたりします。
(だから点菜にもルールがあるのかも)
お皿を変えて欲しいというのは場合によっては
ホストや料理人に対して美味しくないという意思表示にもなりかねません。
なので、本当に組み合わせが悪くて美味しくないとかいう状態でなければ
お皿はそのまま使っていた方が安心です。
ドレスコードなどはあまり気にしない中華圏ですが、意外とこういったマナーがあったりします。
他にもお酒は好き勝手に飲まないとか(慣れるまで結構難しい・・・)
でもお茶は勝手に飲んで大丈夫とか、色々あります。
で、結構こういった食事の際の行動で印象が決められてしまったりして、
日本人的にはどうでも良いことで印象を落とししてしまったりするので注意です。(^^;
なかなか教えてもらえないことなので結構苦労しました。
(教えてくれる友人たちに感謝)
逆にきちんと彼らのマナーを守って食事すると尊重してくれるようになったり
やっぱり食の国なんだなぁと思います。
黄田にもいました。喜羊羊。
後に北京の友人の子供に聞いたら、喜羊羊じゃなくて
たぶん美羊羊という名前のキャラクターだそうです。
本当にこのアニメ、人気ですね。
どんな田舎に行っても見かけます・・・(笑