この日の最後は屯溪老街へ。
ここは、明、清時代からの徽派建筑(徽派建築)が残る古くからの商店街です。
中国の主要な観光地では、こういった昔ながらの建物が残る通りを
再開発と称してピカピカにしてしまうのですが
(北京の前門や杭州の河坊街みたいに)
ここは中にはリノベーションされている建物はあるものの、殆どは古いままです。
徽派建築の特徴は马头墙(馬頭壁)と呼ばれる、日本で言うところの卯建(うだつ)です。
世界遺産にも指定されている宏村はまさにこの建築様式の村で
ここ屯溪老街でも昔のままの馬頭壁が並んでいます。
基本的にはお土産屋さんの商店街です。
お菓子やお茶、書画や骨董品まで様々なお土産品がそれっぽく並んでいます。
ここに限らず、観光地のお茶、骨董品はあくまで「お土産品」ですので
購入の際は自分が納得するお値段かどうかが大事だと思います。(^^
(当然ではありますが、全体的に高めの値段設定です)
小吃のお店も結構ありました。
このあたりは豆腐に関係した食べ物が多いので臭豆腐なども。
ただし、台湾などの臭豆腐ほど臭くはありません。
臭豆腐は中華圏各地にありますが、一番臭いのは台湾、香港あたりのものではないかと。
このあたりの臭豆腐は日本人でも食べやすそうです。
(お腹いっぱいで断念)
夜遅く、閉店間際だったせいもあり、静かな街でした。
逆にこういった時間の方が街を楽しめたのかもしれません。