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This article was written on 26 10月 2016, and is filled under China, Travel, 北京2016.

庆丰包子铺

庆丰包子铺

そういえばまだここはエントリにしていなかったような。(^^;

庆丰包子铺(慶豊包子舗)という包子のチェーン店です。
北京市内にはたくさんあります。
正確には少し前に習近平国家主席が食事をしたとかで(庶民的アピールの一環ですね)
そこから何故か店舗数がぐっと伸びたらしいです。北京人曰く。
まあ庶民的な包子のお店です。

中に餡が入っているのが包子で、入っていない日本でいう花巻は饅頭(マントウ)になります。
ここでも大好物は猪肉茴香。
それと野菜のみの素三鲜包。キノコがたくさん入っていて美味しいです。
日本のものよりもずっと小ぶりで、皮がフカフカで美味しいです。

また北京人でも嫌がる北京小吃、炒肝もあります。(上の写真に載っています)
これ、私は結構好きなのですが、北京人の兄1号をはじめ、友達は結構嫌がります。(^^;

包子の他にも色々あって結構選べるのもうれしいところです。
凉面もあったり、南瓜粥(かぼちゃのお粥)をはじめとした各種お粥など
ちょっとした伝統的な軽食はほぼほぼカバーしているのではないかというラインナップ。

庆丰包子铺

しかも通常であれば早朝に住宅街の朝食屋さんに行かないと食べられないようなものも
時間を気にせず、お昼でも夜でも食べられます。
朝に弱い私としてはここもうれしいところ。

特別美味しいとかそういうお店ではありませんが
小麦が主食の地域だからか、やっぱり日本の肉まんよりは全然美味しいです。

店内も結構きれいなことが多いですし
支店によってものすごくまずいというのも当たったことが無いので
(中国は支店によって味が激しく違うとかは珍しくないです・・・)
中国に慣れていない観光客の方にもおすすめです。
たまに欧米人が漢字と格闘しながらオーダーしていたりしますし。(^^;
ファーストフード的な感じなので時間が無い時にも良いです。
要するに北京の吉野家的な位置づけじゃないですかね?
南方系の中国であれば屋台的なお店で食べられる小吃が気軽に食べられる
チェーン店といった感じでしょうか。

庆丰包子铺

屋台といえば、北京に行ったら屋台に行きたいというご要望を良く伺うのですが
北京には基本的に屋台文化はありません。屋台は南方の暖かい地域の文化です。

現在、北京で観光客の方が希望することの多い屋台は王府井近くの観光屋台。
これは地元の人が絶対に行かないところで、
私が行きたいなんて言おうものなら現地人の友人たちに怒られるレベル。(^^;
基本的に屋台の文化がないところに、2度と来ないお客さんを相手にしているので
衛生状態や味などは推して知るべし。まぁ北京に限らず観光屋台はどこもそんなものです。
台湾然り。台湾でも現地友人には観光夜市には行かないようにと言われる位ですし。
そもそも北京の食文化と全く関係ないものばかり売ってますしね〜

もう1つは朝食向けに早朝6時位から8時すぎ位まで住宅街に出ている屋台。
(すごく早く終わります・・・起きられない;)
これは地元密着型の屋台であればOKです。
屋台の文化はないのですが、朝食は別です。ただし、住宅街にある地元密着型という条件で。
朝も含め、夜などに道端で単発でやっている小さな屋台はだいたいNG。
ちょっと見分け方が慣れないと難しいのですが
後者は出稼ぎで北京に来ているとか色々な事情で所得の低い人に向けて営業している屋台で
衛生状態はもちろん、何を使っているか分からないというものです。
地元の人は絶対に利用しない屋台です。活気が違うんですよ。何か暗い。(^^;
地元密着型は大抵そこで食べられるようにテーブルと椅子などがあって
常連さんとお店の人がわいわい話しながら利用している感じで明るいです。
基本的に屋台ではなく食堂などの店舗で路上にテーブルを出しているか
昼から開店するレストランや食堂の店先を借りて朝のみ営業しているという感じなので
厳密に言えば屋台ではないですね。

と説明しておいて何ですが、慣れてないと分からないですよね・・・(^^;
慣れると見ただけで分かるのですが、何にせよ屋台は慣れている人がいないときは
あまり手を出さないのが無難かもしれません。

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