翌日は祁門紅茶の産地見学に向かいます。
(祁門紅茶の産地地名はそのまんま祁門と言います・・・)
黄山市内から祁門までは車で大体2時間程度でしたでしょうか?
のどかな田園風景を眺めながら向かいます。
屯溪老街もそうでしたが、このあたりは完全な徽派建築です。
马头墙(馬頭壁)が特徴的なこの建物は古い農家から比較的新しい家まで
殆どの家がこの建築様式です。
古いものがどんどん壊されて新しいものに変わっていってしまうのは
中国でも同じことなのですが
このあたりではまだまだこういった伝統が残っているようです。
お茶の産地を巡る楽しみの1つは、こういった人々の暮らしが見えることです。
中国に限らずですが、その地域に根をはって暮らしている人々の生活を見せていただくのは
実は私の一番好きな旅かもしれません。
観光地巡りも楽しいけれど、こうした何でもない当たり前の風景が好きだったりします。(^^