成都4日目は前日の峨眉山の疲れを考慮して成都市内の茶座を回ることに。
茶座というのは青空茶館のようなもので、寺院や公園などにあります。
接待用の茶館とは違い、非常に庶民的な茶館です。
まずはホテル近所の文殊院から。
文殊院
成都市青羊区文殊院街66号
文殊院の歴史は古く、南北朝時代(420-589年)に創建されたそうです。
明代に戦火によって焼失され、清朝の1697年に再建された姿が現在のものだそうです。
中には雰囲気のある清代建築を堪能できます。
意外と観光客も多く、地元の人も加わって結構混んでいます。
お約束のお土産屋さんなどもありますが(数珠などを販売)、そのあたりは興味がないためスルーで。
ここはお坊さんになるための学校も兼ねているようで、このエリアはその寮になっていました。
卓球台などがあることからも、若い未来のお坊さんが多いのでしょうね。
一番奥まで行ったのですが茶座が見つかりません。
地元の方と思われる方に聞いた所、今は改修中とのこと。
後で思ったのですが、実は今回、このパターンが非常に多く
どうやら5月の労働節などに向けてか3月は観光地の改修が非常に多くなるようです。
そのため目的の茶座が無くなっていました・・・
がっかりしながら出口へ向かう途中、「茶縁」の文字が。
何かと思ってみると、お寺がお茶を振舞っている場所でした。
この日のお茶は菊花茶にレモンを加えたものでした。
紙コップとお茶の入ったタンクが置いてあります。
利用者はセルフサービスでいただくシステム。
地元の方と思われるお年寄りが院内散歩のついでに利用しているパターンが多かったようです。
お茶と仏教というのは切り離せないんだなと改めて認識しました。(^^