やっぱり場所が遠いということもあって
足が遠のいていた五粮液龙爪树宾馆(新川办餐厅)ですが
やっぱり北京で四川料理といったらここが一番美味しいので
友人がせっかく北京へ来たということですし
全員食い道楽だし、で、行ってきました。
久々の新川办です。
ちょっと来ないうちにまたメニューが変わっていました。(^^;
でも以前よりもちゃんと四川料理になっているように思います。
口水鶏がメニューから消えたのはもっと前の話ですが
お世話になっている四川人の方にお伺いしたら、重慶料理なんだとか。
だから成都にも無いんですね〜。
四川では棒々鶏になるそうです。納得。
みなさん連日食べ過ぎで意外と皿数が増えなかったのですが
(本当は鴨血の毛血旺とかまでいければ良かったんですけどね)
基本は抑えてオーダーできたかなと思います。
ちなみに2番目の写真は四川泡菜。四川の漬物です。
これが花椒も入れて漬けてあるだけあって隠れた絶品。
箸休めにもいいんですよ。
四川といえば筍。この手剥笋も柔らかくて美味しいです。(3番目)
四川料理に来るとかなりの確率でオーダーします。
このお店は北京にありながら、成都の味のバランスに近いものを出しています。
建国門の川办餐厅も同じですが、味の洗練度合いはこちらが上。
もちろん、こちらの方が高級店なので当然なのですが。
よく思ったより辛くないという感想を言う方もいるのですが
それは四川でも同じです。
高級店になると、それなりにマイルドになります。
本気で辛くしてって言えば辛くしてくれますけど。これは成都でも一緒。
日本と同じで、庶民的になればなるほど味が濃くなるように
四川では味も濃くなるけど痛いくらいの辛さになってきます。
あと四川の田舎に行けば行くほど痛辛くて味が濃いですね〜
麻婆豆腐ももちろん上品系の味わいで美味しいです。
これは川办餐厅よりこっちの方が好きですね。
豆腐がこちらの方が美味しい。
最近は日本の豆腐のようなものも都市部では増えてきました。
若い人には人気のようですが、中年以降の人たちには慣れないという人も結構います。
私はどちらも好きですが、麻婆豆腐は日本風の豆腐が好きです。(笑
日本人にも大人気の麻婆豆腐ですが、よく本場の・・・なんて言いますけど
これは四川発祥とはいえ、中国全土的に普及している家庭料理です。
成都だけでもたくさんのバリエーションがあります。家庭の数位?
本場のはどうだとか言っても成都人だって謎なんじゃないでしょうか?
あえていうなら発祥とされている陳麻婆豆腐本店のが本場なんでしょうかね?
いつもながら不毛な議論だなぁと思うのです。
あえていうなら、そこまで議論するなら
陳麻婆豆腐本店に行ってくればいいのにとか思っちゃうんですよね・・・(^^;
ちなみに成都では陳麻婆豆腐本店より美味しいと思う麻婆豆腐は結構ありますし
ここの麻婆豆腐も美味しいと思うんですけどね。
相変わらず可食部が少ない辣子鸡も忘れずにオーダー。
これをオーダーしないと店員さんに注意されたりするんですよ。(笑
頼まなくていいの!みたいな感じで。
この時はまだ中国に長く滞在予定だったこともあって
お土産の担担麺の醤などの購入はぐっと我慢。
せっかく久しぶりに行ったのに残念。(冷蔵庫保存必須なのです)
担担麺以外の色々なお店オリジナルの醤が販売されていて
これがとても美味しいのですよ。
今度行く時には買って帰れるといいんですけどね・・・遠いのでなかなか。