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This article was written on 05 12月 2016, and is filled under China, Travel, 福建2016.

早朝の村

安渓感徳

鈴茶堂のブログにアップしていますが
裏話的な内容をこちらで・・・

殆ど寝ることができず、5時過ぎには明るくなってきました。
さすがに疲れてきたのですが、村の人達が活動開始なんですね。
日の出とともに村が動き出します。凄い。

しかし、感徳といっても広くて、特にこの村は山奥ということもあり
過疎が進んでいるのが分かります。
このおじいちゃんは90歳を超えているとのこと。
他にお会いしたおじいちゃんも同じく90歳を超えていました。
山奥過ぎて平地が少ないということもあり、お茶以外の農業も基本的にこんな感じ。
農業器具は昔からの鍬や鋤です。機械が入れないのは茶畑も普通の畑も同じなんですね。
もちろん、感徳でも手前の平地の多い場所では機械化されています。

安渓感徳

人間よりも鶏や鴨の方が多いんじゃないかと思う村です。
基本的に雛は行方不明にならないように囲いのある場所にいますが
大人の鶏や鴨は自由気ままに歩いています。
所有権とか問題にならないのでしょうか?(^^;

そんな鶏や鴨を見ながら製茶場へちょっとした山登り。

安渓感徳

まだ日が昇ってそんなに時間が経っていないというのに
製茶場はフル回転状態になっています。
山の中なので気温が低い状態にも関わらず
やっぱり重労働なんですね・・・
茶師さん、薄着どころか上半身裸です。

安渓感徳

質問しながら見学させていただきました。
写真なども許可を得て撮影していたのですが・・・
途中で茶師さんが退場したと思いきや、上着を着て出てきました。
撮影するならとっておきの服を着るということらしいです。
この時は全員で大笑い。(^^

安渓感徳

茶摘みも同時に行われていたり
色々な作業が同時進行していて、本当はとても忙しかったと思います。
そんななか、嫌な顔ひとつせずに好きなだけ製茶場を見せていただき
全ての質問にも快く応えてくださり
本当に感謝という言葉だけでは表せない位です。
ありがたいですね。

安渓県のかなり広い地域で作られている鉄観音だけに
それこそ色々な品質がありますが
やっぱりこうした真摯に真面目に作っているお茶が飲みたいと改めて思いました。
今年は茶樹の状態が適さず製茶を断念した濃香系の焙煎を
来年は見せていただければと思います。
あ、でも宿泊場所は改善したい。(^^;

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