鈴茶堂のブログにもアップしていますが
裏話的な感じのことはこちらで。
製茶をさせていただいたり、見せていただいたりする合間に
易武をぶらぶら、易武古鎮や易武郷以外にも車で悪路を走って行ってきたり(^^;
まぁ色々見てきたのですが、小さな製茶場、茶農家が多いのは易武ならではなものの
レベルが結構バラバラなんだなぁと当然のことでもありますが改めて実感したりしました。
あちらのブログにもちょっと書いていますが
製茶場によって衛生管理が雲泥の差状態で、覗くと色々と勧められたり
作っているお茶について話したりするものの
ここのお茶は私が飲みたくないなぁというところも結構あります・・・
もちろん、建物が古いのとか立派だとかそういうことではなく意識の問題だったり。
#ウチは私が飲まないお茶は仕入れないので、そういう製茶場は見学だけでスルー状態。
#雲南だけでなく他の地域のお茶も同様で、工芸茶とかライチ紅茶などを扱わないのもそういう理由だったりします;
最近は中国国内でも食の安全が叫ばれるようになっていてお茶も同様。
特に中国人は自国のものを本当に信じないので
こうして二極化するのは当然の結果なのかなとも思います。
綺麗な製茶場は本当に徹底して綺麗です。
日本の私が知っている製茶場より断然綺麗だと思います。
(日本の製茶場をたくさん見ている訳ではないので一概に言えませんが)
一方で・・・というところもあったりして
友人茶師に聞いたところきちんとした認可を受けていない場合は
(認可=税金支払義務発生で、どうも税金を払いたくないかららしいです)
立ち入り検査などもないし、そういった状況も少なくないそうで・・・
試飲とか勧められてもちょっと嫌だったりするんですよね。(^^;;;;
車だったのもあって茶山をブラブラ(でもなく悪路の連続でしたが)したおかげで
結構色々見れました。勉強になりますね。
こういうのがあるので茶市場とかでお茶を買うのは難しいんですよね。
安価なお茶はこういうケース、多いと思います。
易武は山奥にあるものの、4月は1年でも最も暑い時期なので結構暑いです。
山の上の方は基本的に茶畑ですが、下の方はバナナ畑が広がっています。
易武のバナナ、かなり美味しいですよ。
これは友人宅にあるバナナの木で、自家栽培バナナが食べられるという贅沢。
ただし、易武に限らず西双版納の人たちはバナナはどうでもいい位の果物の扱いらしく
熟れたバナナをもらって食べていたら(鮮葉の試飲の連続で胃がやられてました・・・)
そんなものを食べなくてもいいのに位の反応をされたりしました。
自家製バナナなんて貴重だと日本人的には思うんだけどな。(笑
次からは友人の製茶場を中心に製茶についてご紹介していきます。
うっかりすると長くなりそうな。(^^;