timor's log

Information

This article was written on 29 6月 2017, and is filled under China, Travel, 雲南2016.

易武何氏天能號

易武何氏天能號

鈴茶堂ブログにもアップしていますが、こちらでも・・・

易武古鎮に行ったのは友人の天能茶庄へお邪魔するためでした。
元々、すごくこだわったお茶作りをしているのは知っていたのと
茶師さんには珍しく、感覚だけではなく、ちゃんと理論的に考えて製茶していて
色々私が質問しても「そういうもの」なんて言わず、きちんと回答してくれるような
そういう人だったりするので、相当ちゃんとしているんだろうなぁとは思っていましたが
ここまで徹底していたとは・・・想像していませんでした。凄い。

12月は他の茶業さんから持ち込まれた茶葉の成形をしていましたが
製茶場を見ていて、まず清潔さが凄いです。
付き合いのある茶農家さんや茶業さんは製茶場の衛生管理は
しっかりしている場合が多いのですが
ここはその中でもトップクラスですよ・・・凄い。

易武何氏天能號

ちなみに中国だと汚いと思われる人も多いかと思いますが、実際は基本的に綺麗です。
小規模な製茶場ほど徹底して綺麗で、これは正直に言えば日本のそれらよりずっと綺麗。
日本人は公共の場所も自分の所有区域内も綺麗にしますが
(というか、どちらかというと外から見える範囲を綺麗にする傾向がありますよね。世間体的に)
中国人は徹底して自分の所有区域内は清潔に保ちます。
逆に公共の場所はどうでもいい位な勢いです。
なので、自分の所有区域とみなした製茶場の清潔っぷりは基本的にかなりのものです。
もちろん性格にもよりますけど、中国の方が大メーカーじゃない限り綺麗なことが多いですね。
しかし、ここはその中でもかなり綺麗。性格なんだろうな。(笑

ちなみに易武古鎮も基本的に綺麗です。ゴミも殆ど落ちていないです。
昔から住んでいる人が多いからかもしれないですね。
もはや公共の場所というより自分たちの場所になっているのかも。
対して易武郷は移住してきた人も多いせいか、まぁ綺麗とは決して言えません・・・(^^;

易武何氏天能號

餅茶の包装をしていたので、実際にやらせていただいたり
(紙を無駄にしてすみません・・・)
晒日について色々教えていただいたり
あとは感動するようなお茶がたくさんある乾倉を覗かせていただいたりして
色々お世話になりました。
この乾倉、1つ1つはそれほど数がないのですが(大きくないので)
自分たちがこれは残そうと思って残している普洱茶ばかりなので
本当に美味しいお茶ばかりだったんですよね。
この時は10年ほど経過している普洱茶を2枚ほどいただきました。
というか、半分ごねて奪ったようなものですが。
うち1種類は残り3枚のうちの1枚という。(^^;

易武何氏天能號

この時、普洱茶専門家の韓老師もいらしていて、みんなで記念撮影。
ちょうど普洱茶の書籍を出版されたとのことで、サイン入りでいただきました。
ありがとうございます〜(^^
続編も出るらしいのですが、かなりしっかりした本で易武版だけで分厚い・・・
こういった本は中国国内でもなかなか買えないのでうれしいですね。
韓老師も交えて、易武について、普洱茶について
たくさん教えていただいたり、意見交換をさせていただきました。

こうして友人からその先に色々繋がっていくんですね。
最近は茶業さんや茶農家さん、研究者の友人や知り合いが爆発的に増えつつあります。
感謝。そろそろどこの茶産地でも無料宿泊できそうな。(笑

易武

日が暮れる前には山を抜けたいということで
名残惜しいですが易武古鎮を後にすることに・・・
最初から泊まるつもりで来ればよかったなと後悔です。
普段はこういう茶産地を回る際は宿を決めずに行くのですが(現地捜索)
この時は珍しく決めておいたんですよね。失敗です。

麻黒の友人には時間切れで行けないことを電話して(叱られ・・・)
奪い取った普洱茶と色々お土産や老師の本などをいただき大荷物に。
車で良かった・・・

易武

ちなみにこれが易武のバナナ畑。
山の中腹あたりは見事なバナナ畑になっているのです。
しかしながら、ここでもバナナが蔑ろにされているのは同じ。
どうも年中安定して採れるバナナはどうでもいいのと、農薬使っているとのこと。
易武の友人からは買って食べないほうがいいよとまで言われましたが
(基本的に自宅栽培のものか、他の果物を食べているそうです)
あの易武のバナナと言われたら食べてみたいじゃないですか。(笑
気にせずに食べてましたけどね。(^^;
あ、相当美味しいです。

コメントを残す