年末年始でバタバタしたまま国内出張と中国出張と続き
気がついたら更新がまた止まっていました。(^^;
また1年経ってしまうということで頑張って更新していきます・・・
鈴茶堂のブログにもアップしていますが
どうでも良い感じのことはこちらで。(笑
2017年の4月の雲南行きの目的地は易武でした。
まだまだ製茶で忙しい時期だったのですが、
友人には色々と配慮していただいて感謝しています。
本当に気持ちのよい人なんですよね。
景洪から4時間位で到着。
今回は土砂崩れもなく(未舗装の道路とか悪路は残ってましたけども)
わりとスムーズに移動できました。
写真は景洪の街の中心部で、これでも活気がある方です。(^^;
これは友人の製茶場にある東屋のような建物で
茶師さんの休憩場所としても、商談場所になったり、宴会場になったり
試飲場所になったりと多目的に使われる場所です。
いつもサンプルが山のように置かれていて、勝手に試飲して良かったりします。
中国国内の茶商さんたちがこの時期は結構来ていて情報交換なども。
途中からはお茶の淹れ方がどうもみなさん上手じゃないので
なぜか日本人の私がお茶の淹れ方教室をやるという変な状況まで。(笑
茶商という人たちでも美味しく淹れるとか理論的に正しい淹れ方かとか
考えたことがない人が殆どなので意外と上手じゃないんですよね。淹れるのは。
逆に茶質の見分けポイントとか偽装の見破り方とかを教わって勉強になりました。(^^
前回も出迎えてくれたワンコも元気そうでした。
最初に易武に来た際に近くまで来たものの、友人の製茶場の場所が見つけられず
ウロウロしていたら案内するかのように前を歩いてくれたワンコで
この時も人懐っこく出迎えてくれました。
ちなみに友人の製茶場まで案内してくれたものの、友人の犬ではなく
近所の農家さんのワンコだとのこと。(^^;
たぶん友人が犬好きでかわいがっているので(もしかしたら飼い主よりもか?)
それで案内してくれたのかも。
ただし、製茶場には絶対に立ち入りません。
こういう犬って茶業さんとか茶農家さんには多いですね。
製茶する場所には子供も入れないという徹底はしっかりされています。
で、荷物を置きに行った友人宅では猿も発見。
このあたりでは猿を飼育する習慣でもあるのだろうかとか
もしや猿を使って厳しい場所の茶摘みをするのだろうかとか
(武夷山にそういう話があるので)
色々考えてしまったのですが、実際は親に見捨てられた子猿を保護しているとのこと。
山に戻せなくなるから人に慣れないよう近寄らないようにと言われましたが
そもそも凶暴すぎてこれ以上は近寄れず・・・(^^;
近所の親戚のみなさんも集まってきて歓迎宴会をしていただきました。
写真は自粛しますが、豚をつぶして歓迎していただき恐縮しきり。
家畜を、しかも豚1頭って本来はお正月とかそういう時にしかしないんですよ。
豚農家とかではないのでたくさん飼っている訳でもないですし。
このあたりでは最上級の歓迎でしょうね。ありがたいです。
親戚総出で豚の解体とか、あまり日本では見ない光景でした。
家畜の解体を見たのはチベット以来かも。
料理ができるまでは近所を散策。
易武といっても基本的にはこんな感じの田舎です。
住人よりも鶏の方が数が多そうな場所で、基本的には自給自足に近い生活です。
以前にもご紹介しましたが、易武などでは基本的にお茶の栽培が盛んで
食料となる野菜を栽培する農家や畜産農家が殆ど無いので
野菜や肉はなんと景洪の方から運ばれてくるとのこと。
なので都市部の景洪よりも野菜も肉も高いという状況になっています。
そのため殆どの家では鶏を飼って卵や肉に。
野菜も自分たちの分だけ育てていたり
友人はちょっとした池を作って魚も育てていたりします。
のどかな田舎という印象ですが、結構生活するのも大変そうです。