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This article was written on 01 3月 2018, and is filled under China, Travel, 雲南2017.

易武郷の食堂にて

易武郷

易武郷の市場では食事が難しいので
決して大きいとは言えない町中で食事ができるところを探して散策。
レストランというより食堂は数件あるのですが本当に数件。
魚が美味しそうなので魚料理のお店に入ろうとするものの
中国では良くあるシステムなのですが
生きている魚をまるごと1匹買い取らないといけないシステム。
で、その魚がまた巨大で、どう考えても食べきれないので断念。
1件だけ地元の人で賑わう食堂があったのでそちらに。

易武郷

ここもメニューは基本的に無い中国では良くあるスタイル。
食材を選んで調理法を指定するのですが
雲南ならではの食材も多くてよく分からず・・・
お店の方にお勧めを聞きながら決めました。

豚肉がお勧めとのことなので(市場にはなかったが売り切れだったのか?)
シンプルな豚肉と木耳、豆腐干の炒め物。(1番目の写真)
肉の味が濃くて美味しいです。

次はお店の人のお勧めの豚肉の揚げ炒めのような料理です。(写真2番目)
唐辛子の香りが良いのと緑はミントの素揚げです。
これが爽やかでとても美味しい。
この日一番美味しかったのはこの料理でした。(^^

易武郷

こちらは茴香のスープ。
華北では茴香といえば餃子か包子の餡ですが
このあたりではスープにするのが普通なんだそうです。
面白いですね。
さっぱりしていて、優しい爽やかスープに仕上がっていて美味。

実はこのお店、食材をタイやミャンマーから密輸しているんだとか。(^^;
易武は食材が高いので(確かに)山の中を歩いて
こうした食材を運ぶ人がいたりするんだとか。
確かに見たことのないミャンマービールもあったりして
(この後、評茶をする予定だったので飲むのは断念)
まぁ国境が出来る前には普通に交易していたのだろうし
こういう交流が続いていてもありだよなぁと妙に納得。近いですしね。

易武郷

お米はタイ米に近いので炒飯にしてもらいました。
シンプルで薄味の中国らしい炒飯です。
日本の炒飯は味が濃くて油も強いですが
中国の殆どの地域では日本の白米のような食べ方
(おかずと食べる)なので
こういったシンプルで薄味のものが多いです。
こういう炒飯、美味しいんですよ。

易武

食事を済ませた後は、易武古鎮の友人の製茶場へ。
ちょうど昨日、山行状態で茶摘みした茶葉の乾燥が行われていました。
あれだけ苦労して茶摘みに行ったにも関わらず
最後、毛茶にまでなったのは、たった2斤(1kg)。
そして茶葉が痛まないうちにと殆ど徹夜で製茶していた友人茶師も凄いです。

まだ乾燥は十分ではないけれど飲ませていただきました。
本当に美味しい。
とろみのある茶水は滋味あふれるスープのような圧倒的な深い味わいで
甘味も複雑、かつ深い。
香りが素晴らしくて、こんなに高い花香がでるとは・・・と。
今でも忘れられません。

易武郷

易武滞在もこれで時間切れ。
ホテルが苦行だったり、茶摘みが山行だったり、想像よりも大変でしたが(笑
とても楽しく、また色々と勉強させていただきました。
最後に友人茶師が保有している普洱茶を見せて、試飲させていただき
いくつか買わせていただきました。感謝。

最後の夜となったこの日の夕食は友人の宅で大宴会。
(かなり飲まされて写真撮れず・・・orz)
製茶で忙しい最中にたくさん良くしていただきました。
また易武には行きたいですね。行くのが山の中すぎて大変だけど。(^^;

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